今回はDream Theaterの12thアルバム「Dream Theater」について書いていこうと思います。
前回の「A Dramatic Turn Of Events」はこちら↓
Dream Theater
ほぼドリームシアターのロゴのみというシンプルなジャケットですね。
上の曲線は宇宙から地球の感じでしょうか。
1.False Awakening Suite
最初のリフはなんとなくボレロみたいな感じですね。
ストリングスの使い方がどことなくメタル系のゲーム音楽のようです。
コーラスの響きも相まっておどろおどろしい雰囲気の曲だと思います。
2.The Enemy Inside
イントロのリフはギターの低域が強めですね。
Aメロのリフはどことなくメロスピっぽいです。テンポは遅めですが。
ギターソロはいつもよりピロピロ感が多めですがタッピングなのでしょうか。
シンセソロの裏のギターのワウがとてもエグくて好みです。
3.The Looking Glass
明るめなギターリフで始まる穏やかな曲ですね。
コーラスのかかったアルペジオがBメロで入ってくるあたりはちょっと昔のDream Theaterっぽくもあるかなと思います。
サビのドラム回しが地味に手数が多くて面白いですね。
4.Enigma Machine
一転してシンセベルの怪しい音で始まるおどろおどろしい曲ですね。
他パートが入ってきてからはとてもヘビィです。中盤のシンセソロの音もいつもより太めなような。
割とテンポが速めで勢いのあるインスト曲ですね。
5.The Bigger Picture
こちらはややスローテンポでややセンチメンタルな雰囲気がありますね。イントロのライド連打が速いです。
Aメロはバックがピアノメインで静かな感じです。
後半の6/8拍子のところは泣きメロって感じで熱いですね。
6.Behind The Veil
最初の1分20秒くらいが静かなパートとなっていて尺がやや長めですね。
サビ前のコーラスのあたりは昔ながらのハードロックって感じがします。
シンセソロの音はいつもよりストリングスっぽい感じの音作りですね。
やっぱりギターソロはちょっとピロピロ感が。中域がいつもより薄めなのかな?
7.Surrender To Reason
イントロはなんとなくフュージョンぽい雰囲気ですね。
最初のAメロはバックがアコギだけでボーカルのリバーブが深めですね。
その後のギターはどこかボコーダーがかかったような不思議な音になっています。
8.Along For The Ride
しっとりめな6/8拍子のバラード曲ですね。
イントロのアコギはちょっとぬるぬるした音のように聴こえます。エレキのピエゾピックアップかもしれません。
シンセソロはやや爽やかな音ですね。裏のベースの歪みに迫力があります。
9.Illumination Theory
22分の長尺曲です。イントロ始めあたりはなんとなくアメリカンで「Rhapsody in Blue」っぽいですね。
後半のシンセソロはいつものルーデスさんの音って感じです。案外ここの所なかったような気がします。
ところどころ出てくるストリングスのパートがなんだか壮大な感じですね。
ラストのピアノは優しい音をしています。しっとりとしたラストですね。
まとめ
タイトルにバンド名を持ってきているだけあってDream Theaterのスタンダードな内容になっていると思います。
どちらかといえばハードロック要素が多めなアルバムのように感じますね。
ただ全体的に低域が少し強すぎる音像になっているのが気になります。
次回の「The Astonishing」はこちら↓
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