今回はDream Theaterの4thアルバム「Falling Into Infinity」について書いていこうと思います。
前回の「 A Change of Seasons 」はこちら↓
Falling Into Infinity
Infinityというだけあって∞を型どったジャケットになっていますね。
1.New Millennium
トリッキーなタッピングのフレーズからはじまる不思議な曲ですね。
Aメロのバックの音もなんとなくシタールのような響きで怪しい感じです。
後半の感想のベースとギターとシンセの絡みが心地いいですね。
バックのギターはワウをつかったり、珍しくフェイザーのかかったパートもあるようです。
2.You Not Me
ドラムとワウを駆使したヘビィなイントロから始まるスローな曲ですね。
でもAメロは結構ポップです。なんとなくホテルカリフォルニアを思い出しますね。
サビのバックのギターはアコギなのかピエゾピックアップの音なのかどっちなのでしょう?
3.Peruvian Skies
イントロはフランジャーがかかった音っぽいですね。
曲全体としてはロックなバラードのようです。
中盤からのギターリフで進行するあたりはノリがいいですね。
ちょっと前のハードロックみたいです。
4.Hollow Years
こちらはアコギのマイナー調なフレーズではじまるしっとりとしたバラードですね。
サビの柔らかいメロディーがきれいですね。
後半のピアノがやや古っぽい響きですがなかなかきれいですね。
5.Burning My Soul
「Burning My Soul」ってうタイトルがなんだか古っぽい感じですね。
ベースのゴリゴリとしたリフではじまるスローながらもノリの良い曲です。
サビのタッピングぽいフレーズが耳に残ります。
それにしてもシンセソロがこれまためちゃくちゃうまいです。
やや歪みの乗った感じがデレクさんの音なのでしょうね。
6.Hell's Kitchen
これはInst Medleyで最後に位置する曲ですね。
インスト曲のなかではやや珍しい明るい雰囲気を感じます。
ラストあたりは変拍子を織り交ぜつつ暖かなフレーズになっているところが好みです。
ドラムも手数がとても多いのに柔からさが出ていると思います。
7.Lines in the Sand
シンセとベース(シンセベースかも)のみの混沌としたイントロから始まるちょっと妖しげな曲ですね。
この曲なんとなくフュージョンぽい感じがありますね。
ピアノの響きもちょっとレトロな感じ。間奏終わりの方のギターのシャキーンとした音どうやって作っているんでしょう?
8.Take Away My Pain
タムのパターンから始まる明るい曲ですね。
サビのキラキラとしたアルペジオと正弦波に寄ったシンセの音がいい役割をしています。
Bメロのハイハット捌きがうまいです。さすがポートノイさんです。
9.Just Let Me Breathe
ギターとベースでユニゾンするリフが畝るように鳴っている曲ですね。
案外このアルバムはスローテンポな曲が多かったので早めのテンポの曲は珍しいかも。
間奏がなかなかカオスでベースとシンセのユニゾンがかなりぐねぐねしていたり
シンセソロが左右に交互にでてきたりとかなりやりたい放題です。
ラストのほぼ全パートでユニゾンするフレーズはなかなかインパクトがありますね。
10.Anna Lee
こちらもしっとりとしたバラード曲ですね。
ピアノとオルガンの音がメインでギターはややサブ的な立ち位置ですね。
ソロはエレキギターのサステインの長いタメの利いたフレーズです。
ラストもピアノでちょっと切なげに締めですね。
11.Trial of Tears: It's Raining/Deep in Heaven/The Wasteland
アルバムラストの13分という長尺の曲です。
中盤の間奏は前半はフィルターをワウみたいに使ったシンセソロ、後半はギターソロですね。
両方とも超絶技巧です。シンセの音は三角波をいじってるっぽい?
なんていうか夕暮れっぽい雰囲気の曲です。ラストにはなかなか合っていますね。
まとめ
フュージョン要素のある曲とおバラードが多めのアルバムだと思います。
なんだかんだでちょっとずつ他ジャンルの要素を取り入れているところは
プログレッシブロックなところだなあと思います。
ピアノの出番が多めなアルバムでもありましたね。
次回の「Metropolis Pt. 2: Scenes From a Memory」はこちら↓
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よかったら見ていってください。
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