前回は度数について解説しました。
度数の話はこれからどんどん出てくるので覚えておきましょう~
メジャー、マイナー、7th、m7th、M7th
メジャーコード
さて、これがCのメジャーコードです。
たいていCと呼んでメジャーは省略します。
構成音を見てみると、
ドミソとなっていることがわかります。
これを鍵盤でみると、
ドを1度として、1度3度5度の音で構成されていることがわかります。
(ちなみに、3度と5度の音程差は短3度です)
このように、メジャーコードは1度、長3度、完全5度で構成されています。
Dならレファ♯ラ
Eならミソ♯シ
Fならファラド
Gならソシレ
Aならラド♯ミ
Bならシレ♯ファ♯
です。
また、C♯はド♯ミ♯(ファ)ソ♯でできています。このように、黒鍵をルート(1度)とするコードもあります。
この場合も1度3度5度の構成は同じです。
マイナーコード(m)
次はマイナーコードです。
楽譜で示したようにCmコードはドミ♭ソで構成されています。
そしてこれは1度、短3度、5度で構成されています。
(ちなみに、短3度と5度の音程差は長3度です)
メジャーコードと比較してみるとわかりますが、実は3度を半音下げただけです。
マイナーコードは暗い響きがするのですが、3度の音を半音変えるだけで雰囲気ががらっとかわってしまうのですね。
セブンスコード(7)
次に、セブンスコードを解説します。CのセブンスコードはC7と書きます。
C7コードはドミソシ♭で構成されています。
度数でいうと1度、3度、5度、短7度。メジャーコードに短7度を追加するだけです。
7なのに7度ではなく短7度なのは、実はC7はCm7の略であり、Cマイナーセブンスなのです。
これはこういう決まりになっているので、注意しておきましょう。
(2018/11/12追加)
マイナーセブンスコード(m7)
マイナーセブンスコードを解説します。CマイナーセブンスコードはCm7と表記します。
Cm7コードはドミ♭ソシ♭で構成されています。
度数でいうと1度、短3度、5度、7度。マイナーコードに7度を追加です。
メジャーセブンスコード(M7)
メジャーセブンスコードを解説します。CメジャーセブンスコードはCM7と表記します。
CM7コードはドミソシで構成されています。
度数でいうと1度、3度、5度、7度。メジャーコードに7度を追加です。
こちらが長7度なのですが、大文字でMを表記する必要があるのですね。
ようするに、コード表記では大文字のMがメジャーで小文字のmがマイナーの略として扱われます。
ちなみに原理上はCmM7でマイナーメジャーセブンスというコードも存在しますがあまりでてこないので省略します。
次回
今回はここまでです。
覚えておくことは、
メジャーコードは1度、3度、5度
マイナーコードは1度、短3度、5度
セブンスコードは1度、3度、5度、短7度
マイナーセブンスコードは1度、短3度、5度、短7度
メジャーセブンスコードは1度、3度、5度、7度
です。
次回はその他のコードを紹介する予定です。
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よかったら見ていってください。
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