今回はDream Theaterの3rdアルバム「Awake」について書いていこうと思います。
前回の「 Images and Words 」はこちら↓
Awake
砂漠にある鏡(ここだけカラー)が印象的なジャケットですね.
左に方にある工場(のようなもの)がなんだか無機質な感じです。
ここからペトルーシさんが7弦ギターを、マイアングさんが6弦ベースを使い始めたらしいです。
1.6:00
イントロのドラムがポコポコとした音でなんだか特徴的ですね。
スネアのリバーブもよくわかります。そして、ギターのフレーズがなんとなくメカニックですね。
変拍子がよく出てくるスリリングな曲ですね。
ギターソロも相変わらずテクニカルですが、3分30秒あたりのシンセとベースのユニゾンもえぐい感じです。
ラストは速弾きから急に終わるところがDreamTheaterっぽいですね。
2.Caught in a Web
ヘビィなリフで始まるスローな曲ですね。キーボードストリングスの音が荘厳な感じです。
3分あたりのベースとギターのユニゾンソロがなんだか不気味でいい感じです。
この曲もラストはギターの速弾きから割といきなり終わる感じですね。
3.Innocence Faded
最初のギターフレーズはなんだか穏やかな感じですね。
ギターのアルペジオも鈴っぽい音になっています。この音どうやって作っているんでしょうね。ピエゾピックアップかな。
珍しく、ラブリエさんのボーカルが目立つ曲だと思います。
4.Erotomania
この曲はInst medleyでもおなじみですね。最初のシンセの音がこれまたメカニック。
その後のフレーズもなんだかそんな感じです。
3分あたりから和やかな感じになって5分20秒あたりの速弾きからまた元に戻るという構成がおもしろいですね。
5.Voices
ベースの高音リフがなんだか不穏な感じですね。
Aメロはピアノの音を基調としつつPANを降った矩形波トレモロの音とかヴァイオリン奏法の音とかいろいろと変わった音が入っていますね。
後半のギターソロはための効いたフレーズと速弾きがうまく対照的になっています。
ラストはアコギのアルペジオとピアノで静かに締めですね。
6.The Silent Man
アコギとボーカルだけで始まる静かな曲です。
途中でパーカッションやコーラスのかかったエレキギターが入ってくるのがあんまりDreamTheaterにはあんまりなかったかも。
アコギのソロがなんだか牧歌的ですね。
ボーカルにかかっているリバーブがわかりやすいです。
7.The Mirror
ドンシャリなギターのリフの音がなんだかメタリカっぽいですね。
ヘビーなギターと荘厳なシンセの音が合わさっておどろおどろしくなっています。
途中で映画のセリフみたいなのが入っているのもDreamTheaterのおはこですね。
8.Lie
こちらもヘビーなリフが中心な曲です。
ラブリエさんの歌い方がいつもより少し悪魔っぽいかんじですね。
途中のシンセソロとギターソロはやや短めですが、その分アウトロのギターソロで弾きまくっています。
ラストのスネアとのユニゾンでこれまたいきなり終わりますね。
9.Lifting Shadows off a Dream
ベースの重たい音とハーモニクスの柔らかい音が対照的なイントロですね。
案外曲は柔らかい感じで後半は明るくなります。
ラストのシンセ音をディレイでしっとりと終わるところがいいですね。
10.Scarred
ライドシンバルとベースがなんとなくシックなイントロですね。
ボリューム奏法のギターもなんだかふわふわしています。
10分と長い曲なので曲は2転3転しますね。DreamTheaterおなじみのギターとキーボードのユニゾンもあります。
最後はフェードアウトですね。ちょっとめずらしいかも。
11.Space-Dye Vest
ピアノの悲しげなイントロが特徴的ですね。
Aメロはピアノとボーカルがユニゾンなのがちょっとおもしろいです。
全体的にマイナー調で暗い曲ですね。こういうわかりやすい暗い曲はあんまりなかったかも。
ラストもピアノで悲しい感じで締めです。
まとめ
なんとなくメカニックなフレーズが印象的なアルバムだと思います。
変拍子はいつもより多いような気がしますね。
前作よりメタルっぽい感じになっていますが、ややクラシカルなメタルといったところですね。
ちょっと古いメタルに感じるかも?
次回の「A Change of Seasons」はこちら↓
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よかったら見ていってください。
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