今回は凛として時雨の1stミニアルバム「Feeling your UFO」について書いていこうと思います。
前回の「#4」はこちら↓
Feeling your UFO
螺旋状のモニュメントっぽいものがシュールな雰囲気を出しているジャケットですね。
これは人の写真を捻じ曲げて作ったのでしょうか。
1.想像のSecurity
強烈なリフが特徴的な曲ですね。16分のハイハットの刻みが忙しそうです。
自分が最初に聴いた凛として時雨はこれだったんですが、その時はよくこんな奇想天外なフレーズを思いついたものだなと思った記憶があります。
この間髪入れずに次々とフレーズを詰め込んでいく感じがスリリングです。特にドラムの手数が多いのが目立ちますね。
ラストのスネア連打をしているあたりはフェイザーの音も入ってきてカオスですね。
2.感覚UFO
ゴリゴリのベースから変拍子のパートにつながる展開の激しいイントロですね。ボーカルが入る前の単音リフが心に残ります。
Aメロのバックにあるディレイのかかったギターがきれいですね。
1分43秒あたりの楽器隊が息ピッタリできめるところがお気に入り。
3分28秒あたりの絶叫は圧巻ですね。バックのフィードバック音もなかなか狂った感じを出しています。
3.秋の気配のアルペジオ
タイトル通りアルペジオが主体の曲です。バックのほわーとした音は何なんでしょう?ギターのボリューム奏法かシンセかな。
前2曲は345さんの出番はやや少なめだったのですがこちらは345さんが多く歌っていますね。
それにしてもずっとアルペジオしながら歌っていますね。これかなり難易度が高いのではないでしょうか。(コード弾きのところもありますが)
2分18秒あたりのユニゾンボーカルのキメが爽快です。
最後は珍しくアコギが入ってきますね。
4.ラストダンスレボリューション
イントロがないのはやや珍しいかも。「鮮やかな殺人」以来ですね。
それにしてもいきなり「MasochisticなLast Dance Music 」ではじまるのはどうなんでしょう(笑
TKさんと345さんの掛け合いが心地いいです。
2分10秒のアルペジオのあたりや3分4秒のカッティングのところで展開が変わる特殊な曲だと思います。
3分19秒の付点八分ディレイのフレーズに浮遊感がありますね。
5.Sergio Echigo
イントロはディレイで滲んだギターの音が特徴的です。
最初の方はささやくように歌っていますが後半はかなりの絶叫です。
4分54秒あたりから展開が変わって345さんパートになりますが青木華絵って誰なんでしょうね。
アウトロの演奏はドラムも叩きまくりだしギターは狂ったようなフレーズを弾いているしてかなりカオス。
そんな中ベースはわりとスタンダードなフレーズを弾いているが対照的ですね。
まとめ
前作「#4」よりも洗練されたように感じます。ギターの音も整ってきましたね。
どちらかといえば鋭い曲が多めかなと思います。
自分はこのアルバムが最初に購入した凛として時雨だったのでちょっと思い入れがあります。
ミニアルバムなので5曲しか入っていませんがなかなか濃い内容になっているのではないでしょうか。
次回の「Inspiration is DEAD」はこちら↓
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