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NEUMANN – KH80 DSP A G

スピーカー
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今回はNEUMANNの「KH80 DSP A G」について書いていこうと思います。

KH80 DSP A G

NEUMANNといえばマイクで有名なメーカーですね。

中でもU87Aiは長らくスタジオの定番として多用されています。

自分もマイクのメーカーというイメージだったのでスピーカーはどうなんだろうと気になるところでした。

ただ、マイクとスピーカーはちょうど逆の仕組みになっているところがあるのでどこか通じる部分があるのかもしれません。

というわけで見ていきましょう。

基本スペック

ウーファーが4インチ、ツィーターが1インチの構成ですね。

周波数ダイアグラムはこのようになっています↓

おおよそ56Hz以下からレベルが減衰していますね。さすがに4インチでは超低域はやや苦手かもしれません。

それより上はほぼフラットな特性をしています。

最大出力は180Wです。

Ethernet接続することでiPad上のプリケーションから内蔵のDSPを用いた音調整ができるそうですが

自分はiPadを持っていないので試すことができませんでした。

電源を入れるとEUMANNのロゴが光ります。

聴いてみた感想

今回、価格帯が離れたものではありますが比較するスピーカーをJBLの305P MKIIとします。

ピンぼけしていて申し訳ない・・・

また、電源にFURMANのP-1800PFRJを用いています。

FURMAN ファーマン P-1800 PF R J パワーコンディショナー/サージ・サプレッサー
↑記事はこちら

KH80はどの帯域もかなり均等に出ていてフラットなキャラクターですね。

特筆すべき点は、中域の再生精度と分離の良さですね。

各楽器の位置を明確に掴むことができます。

305Pの方は低域が強めで中域がやや凹んでいて、上下のスピーカーが別々に鳴っているような感じがあります。

比較するとNEUMANNの方が音が繋がっていて各帯域が滑らかに響いている印象です。

(もちろん、305Pも価格帯からすると良い音をしていると思います)

音場もとても広いですね。

特にスネアのスナッピーの鳴りがとてもリアルに再現されいています。

音源を忠実に再現するタイプなのでこの曲は潰して音圧をかせいでいるなということがわかったりもします。

リバーブの鳴りもわかりやすいですね。

まとめ

全体的に音付けのないキャラクターなのでモニタリングするのには最適なスピーカーなのではないでしょうか。

リスニング向けとしてはそのキャラクターが好みの分かれるところになるかもしれません。(個人的にはモニター向けやリスニング向けという区分けはよくわからないですが・・・)

価格帯は少し高めですがそれに見合った音をしているかなと思います。

白バージョンもあります。

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