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CD 中田裕二「LITTLE CHANGES」

中田裕二
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中田裕二音楽
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今回は中田裕二さんの11thアルバム「LITTLE CHANGES」について書いていこうと思います。

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前回の「PORTAS」はこちら↓

LITTLE CHANGES

日本画のような色合いに侘び寂びがありますね。

中田さんのポーズもそれを意識した感じになっているのでしょうか。

1.Little Changes

イントロのしっとりとしたピアノの音に落ち着きがありますね。

メロディーラインも暖かみがありつつどこか哀愁があります。

クリーントーン寄りののギターソロに侘び寂びを感じます。

静かな始まりの曲といった雰囲気がでていますね。

2.Terrible Lady

かなり歪んだオルガンの音で始まりますね。渋い音だと思います。

ギターもリバーブが乗っていて煙たい音になっています。

Aメロのベースの動きがのっそりとしつつも味がありますね。

ややハードボイルドぽい雰囲気のある曲だと思います。

最後にドラムのスティックを置く音が入っているのが余韻となっていますね。

3.口ほどにもない

粗く歪んだギターのリフがゆったりとしつつも軽快ですね。

途中から入ってくるシンセの音がレトロに煌びやかです。ネオンサインかそれよりも古っぽい提灯のような光を連想しますね。

間奏に咳が入っていたりなかなか熱いですね。

間奏のギターソロはクリーントーンのハモリが左右から聴こえてきてチープな感じが曲にぴったりです。

ドラムはあの小寺亮太さんです。

4.魔性

途中までほぼバックがギターのみのバラード曲ですね。他はエレピがちょっと入ってるくらいでしょうか。

ボーカルもギターもリバーブが深めで響きが濃いですね。

中盤あたりから打ち込みぽいドラムとベースが入ってきます。サステインの少ない打ち込みドラムが曲を引き立てていますね。

なかなかセンチメンタルな曲だと思います。

5.けがれのなか

暖かいギターの響きがきれいなイントロですね。

Aメロではあまり目立っていなかったピアノがサビで表に出てきてコーラスと共に音に厚みを加えていますね。

間奏もソロはピアノがメインかなと思います。

アウトロは長めで珍しくフェードアウトですね。

6.疑問

この曲ものっそりとした感じです。ベースの音が太いですね。

右から聴こえるギターもリバーブが深めで滲んだ音をしています。

ギターソロはチョーキングとためが利いたエモーショナルなフレーズです。こちらもリバーブ音がめだっていますね。

7.眩暈

ピアノ主体のバラード曲ですね。途中から入ってくるドラムの音が優しい響きをしています。

サビに入ってからは曲調も暖かくて優しくなりますね。いいメロディーの構成だと思います。

間奏のピアノの音がきれいですね。

ややリバーブが深すぎて残響が濁って聴こえるところがあるかも(笑

8.こまりもの

ビブラート(コーラスかも)のかかったギターの揺れた音が印象的なイントロです。

この曲のサビは歌謡曲的なメロディーですね。どこか懐かしさを感じます。

こっそりと入っているエレピがポイントですね。

この曲もドラムは小寺亮太さんです。

9.わが身ひとつ

トランペットとフリューガボーンの暖かくもノスタルジックな響きで始まるセンチメンタルな曲ですね。

ドラムは石若駿さんです。ジャズの演奏ですね。

この曲もエレピの柔らかくも煌びやかな音がとてもきれいです。

とても哀愁のある中田裕二さんならではの曲だと思います。

10.PALE STRANGER

コーラスをかけたアコギのような音が印象的ですね。

この曲はRobert Summerfieldさんが作詞とコーラスで参加しているそうです。

英詩なのはそのためです。曲調はとても暖かいメロディーでまとまっていると思います。

アコギのソロもアタックが利いていていい音をしていますね。

ただ中田さんの声と英語はやや相性が良くないような気が・・・新しい試みなのでまあいいかなというところですかね。

まとめ

ややハードボイルドなアルバムになっているかなと思います。

「DOUBLE STANDARD」がセンチメンタルな感じで「PORTAS」が暖かい感じだったので

棲み分けがしてあるのかなという感じですね。

ただ音像としては前2作と似通っているので作風がこれで固まったのかもしれませんね。

次回の「MOONAGE」はこちら↓

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