今回はAudioThingの「Valves」について書いていこうと思います。
Valves
レトロなUIをしたサチュレーションプラグインですね。
真空管の光が暖かいです。
4つに分かれたモジュールで音作りを行う方式のようです。
とりあえず今回のバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓
CANBINETで強く歪んでしまうのでoffにします。
VALVE部
プラグイン名にもなっていることですし、ここがメインの歪み回路なのでしょう。
TRIODEとPENTODEは真空管の種類のことで、3極管と5極管を選択することができます。
DRIVEで歪み量を決定します。
BIASは真空管に掛ける負荷の偏りをコントロールします。
歪み方をコントロールするパラメーターだと思っておくといいと思います。
TONEで高域の調整を行います。
VALVE部はこれで全てですね。
CABINET / EQ部
アンプシュミレーターがある場所ですね。種類は下の図から選べるようになっています。
違いが分かりやすくなるようにVALVEを切ってみます。
StuffedでBASSとTREBLEを試してみます。
なかなか渋い変化をしますね。
FILTER部
選択できるフィルターは次の8通りです。
PREとPOSTはVALVE部の前か後ろを選択するスイッチのようです。
CUTOFFは20Hz〜20.0kHzまで、の範囲で決めることができます。
適当にCUTOFFを770Hz、RESONANCEを60%にして各フィルターで試してみます。
なかなか多めにフィルターが用意されていますね。
MASTER部
MASTER部はINPUT、MIX、OUTPUTと基本的なパラメーターが並んでいるだけですが、
OUTPUTの後段にSOFT CLIPがあり、歪むようになっているそうなので試してみます。
まず、歪んでない状態から。
その他
その他に設定ボタンからオーバーサンプリングができたり、
中央上のサイコロマークを押すとランダムで音が割り振られたりします。
なかなか面白い機能ですね。
プリセット
ここからはプリセットを試していきます。
最後に自分で適当にパラメーターを割り振ってみます。
CABINETとFILTERは使いませんでした。
スネア
スネアでも試してみます。まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓
プリセットから試してみます。
自分で適当にパラメーターを振ってみます。
最後だけフィルターを入れてみました。
ベース
最後にベースで試してみようと思います。まずバイパス↓
まずデフォルトだとこんな感じ↓
プリセットを試していきます。
適当にパラメーターを振ってみます。
ゴリゴリな感じになりましたね。
まとめ
見た目もレトロですが付与される歪みもレトロな感じがしますね。
今回試した中ではベースとの相性がいいように感じました。
CABINETは強烈な色を持っているのでエレキギターかエレキベースでしか出番がないかもしれませんね。(まあCABINETですので)
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