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Output – Thermalについて

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今回はOutputの「Thermal」について書いていこうと思います。

Thermal

オレンジの●が印象的なUIですね。

一応分類的にはディストーションプラグインとなっていますが中身はそれだけではなくその他のエフェクトが多数含まれています。

最早マルチエフェクトプラグインと言ってもいいかもしれないですね。

とりあえずみていきましょう。今回のバイパス↓

デフォルトだとこんな感じ↓

デフォルトの画面では詳細設定はできないので設定画面に移動する必要があります。

↑赤い四角で囲んだところをクリック

歪み回路はSTAGE 1〜3の3つが設定でき、上の赤い四角のところから選択し、それぞれの設定を行えます。

上部のグラフは音量とハイパス、ローパスの設定になっていてエフェクトのかかる範囲を調整できます。

REFILTERにより、歪み回路で生じた倍音を除去することができます。

↑REFILTER

中央(デフォルトでLIGHT SHAPER)とあるところで歪みを加えます。

↑19種類が用意されている

DRIVEを10.0 dBにして試してみます。

↑LIGHT SHAPER
↑HEAVY SHAPER
↑AM SHAPER
↑WAVE FOLD
↑SINE DRIVE
↑SPRING DRIVE
↑LINEAR SINE
↑ASYM DESTROY
↑INVERT FALD
↑EXPONENTIAL
↑SOFT CLIP
↑TRIANGLE CLIP
↑TRIANGLE FOLD
↑SINGLE FOLD
↑MULTI FOLD
↑SINE FOLD
↑SINE SHRED
↑BINARY SHRED
↑S CURVE

右には歪み方を調整するパラメーターがいくつかありますが、歪み波形によって対応しているものといないものがあります。

AM SHAPERだとこれが全て有効となるのでそちらで試してみます。

SHAPEは歪みの鋭さを調整します。

↑AM SHAPER SHAPE 50 %
↑AM SHAPER SHAPE 100 %

DEPTHはAM変調の量を設定します。

↑AM SHAPER DEPTH 50 %
↑AM SHAPER DEPTH 100 %

FREQUENCYはAM変調の変化の速さを調整します。

↑AM SHAPER FREQUENCY 50 %
↑AM SHAPER FREQUENCY 100 %

CLIP

↑AM SHAPER CLIP 50 %
↑AM SHAPER CLIP 100 %

右のFEEDBACKは歪み回路に通す音にディレイをかけるようです。

↑AM SHAPER FEEDBACK 50 %
↑AM SHAPER FEEDBACK 100 %
↑FEEDBACK 100 % TIME 300 ms

FEEDBACKの文字のすぐ上にある菱形はディレイ音のリリースタイムを設定します。

↑FEEDBACK 100 % TIME 300 ms RELEASE 50 %
↑FEEDBACK 100 % TIME 300 ms RELEASE 50 %

歪み設定の右にはエフェクトを決める場所があります。

↑9種類のエフェクトを選択できる

パラメーターは適当にしますが1つずつ試してみようと思います。

↑BIT REDUCER BITS 100 % REDUX 99
↑CHORUS RATE 3.35 Hz DEPTH 66 % WIDTH 27 % FEEDBACK 10 %
↑COMPRESSOR THRESHOLD -5.0 dB RATIO 4:1 ATTACK 12.0 ms RELEASE 50.0 ms GAIN 4.0 dB
↑STEREO DELAY TIME 1/8 FEEDBACK 25 % HP 60.0 Hz LP 20.0 kHz
↑FILTER CUTOFF 380 Hz RESONANCE 30 % DRIVE 25 % ENV FOL 300 %
↑FLANGER TIME 10 % FEEDBACK 50 % FREQ MOD 50 % MOD RANGE 50 %
↑FREQ SHIFTER FREQUENCY 60 % OFFSET 15 %
↑PHASER FEEDBACK 25 % MOD RATE 1.00 Hz
↑REVERB SIZE 50 % DAMPING 50 % WIDTH 50 %

エフェクト部の右にはWIDTHがあり、左右の広がりを調整できます。

↑WIDTH 50 %
↑WIDTH 100 %
↑WIDTH 100 % SIDES -36.0 dB
↑WIDTH 100 % SIDES 12.0 dB

TONEでローシェルフ、ハイシェルフフィルターをかけることができます。

↑LOW 18.0 dB
↑HIGH -18.0 dB
↑HIGH 18.0 dB

ちなみに中央下のEFFECTSにもFXをかけられる場所が2つあります。

MASTERにはハイパスフィルターとローパスフィルター、コンプレッサーがあります。

↑HP CUTOFF 1.00 kHz
↑LP CUTOFF 1.00 kHz

↑THRESHOLD -12.0 dB RATIO 6:1 ATTACK 12.0 ms RELEASE 50.0 ms GAIN 9.0 dB

MACRO

さて、一番目立っているMACROの使い方です。

まずMACROの下にある+をドラッグして任意のパラメーターの上に持っていきます。

↑MACRO 1をDRIVEに持っていきました。

次に現れた橙色の◯をドラッグして可変域を決めます。

これによりDRIVEがMACRO 1で動かせるようになりました。

さまざまなパラメーターに適用させることができます。

MOD

左下には2つのMOD(LFO)があります。

波形は自分で作ることができるほかxmlファイルに用意されていてその中から選ぶことができます。

適用のさせ方はMACROと同じです。

プリセット

それではプリセットを試していきます。

↑WIDTH AND HEAT
↑BASEMENT TAPES
↑HARMONIC TREMOLO
↑WILD HARMONICS
↑OPEN SEASON
↑SNARE SHAPER
↑LOFI PARADISE
↑GAME OVER
↑808 KILLER
↑DISTANT FUZZ
↑RED HOT
↑HEATWAVE
↑GRIME CUTS
↑TRIPLET CRUNCH
↑SINE FOLDBACK
↑BINARY ABYSS
↑VIVISEPULTURE

最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。

ベース

次にベースでも試してみようと思います。まずバイパス↓

デフォルトだとこんな感じ↓

プリセットから試していきます。

↑MELLOW MUFFLER
↑SYNTHESIZED BASS
↑HYPE SYNTH
↑PSYCH DRIVE
↑FAT SLIDERS
↑INDIE FUZZ
↑ROUND AND FUZZY
↑BASS TALKER
↑SUB BOUNCE
↑BIT RIDER

最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。

ドラム

最後にドラムでも試してみようと思います。まずバイパス↓

デフォルトだとこんな感じ↓

プリセットから試していきます。

↑DROP THE BEAT
↑FLOOR SHAKER
↑CRUNCHY BUSS
↑SUBHARMONIC POWER

最後に自分でパラメーターを振ってみます。

まとめ

とても多機能なプラグインですね。

一通りエフェクトが揃っているのでこれ一つでかなりの音作りが行えそうです。

MACROは使っても使わなくてもいいかもしれません。

ただかなりCPU負荷は重ためです。

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