今回はSonnoxの「Oxford Envolution」について書いていこうと思います。
Oxford Envolution
Sonnox特有のどこかレトロなUIのトランジェントシェイパーです。
とりあえず見ていきましょう。まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓
まず、EnvolutionはUI上、上半分に位置するTRANSIENTSと下半分に位置するSUSTAINに分かれています。
TRANSIENTS
ここではアタック成分のブースト/カットを行います。
左上のTRANSIENTSつまみがその担当ですね。
ATTACKはブースト/カットのエンベロープが立ち上がる速さを設定します。
HOLDはエンベロープが立ち上がりきった後、最大値をどれくらい保持するかを設定します。
RELEASEはブースト/カットが元に戻るのにかかる時間です。
SENSITIVITYは入力レベルにどれだけ反応しやすくするかを決めるパラメーターです。
ちなみに、エフェクト音のDry/Wet比を周波数カーブでコントロールすることもできます。
SUSTAIN
SUSTAINは予めブースト/カットしておいて音が入ってきたらそれを解除するという働きをします。
HOLDは解除したブースト/カットを戻すタイミングを遅らせるパラメーターです。
ATTACKはブースト/カットが解除されたあと元の値に戻るまでの時間を操作します。
RELEASEはブースト/カットが解除され0dBに戻るまでの時間を操作します。
尚、、SUSTAINもTRANSIENTSと同様にイコライザーのカーブでWet/Dry比を操作することができます。
右側にはOUTPUTやMIXなどの基本的なパラメーターがあります。
WARMTHはできるだけクリッピングを起こさないようにピークを抑えるというものだそうです。
DIFFでは元音との差をモニタリングすることができます。
パラメーターはこれで全てかと思います。
プリセット
ここからはプリセットを試していきます。
最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。
キック
次にバスドラムでも試してみます。まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓
プリセットから試していきます。
最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。
アコギ
最後にアコギでも試してみます。まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓
プリセットから試していきます。
最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。
まとめ
かなり利きの鋭いトランジェントシェイパーだと思います。
あまり違和感なく音を操作できるので自然な仕上がりを実現できるでしょう。
キックに関するプリセットが多かったのでキックに使うことが想定されているのかもしれませんね。
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