今回はチャーチモードの分類について解説していこうと思います。
前回は「チャーチモード」について解説しました。
チャーチモード分類
・イオニアン、リディアン、ミクソリディアン
1度から始まって1度で終わるのがイオニアンスケール(メジャースケール)
4度から始まって4度で終わるのがリディアンスケール
5度から始まって5度で終わるのがミクソリディアンスケール
なので、最初は1度4度5度となっておりこれは完全音程の組み合わせですね。
なので、この3スケールはメジャートライアド(三和音)コードがでてきた時に使えます。
イオニアンスケールはメジャースケールですね。
リディアンスケールは増4度を含むのですが、これを強調するとちょっと不思議な感じになります。
ミクソリディアンスケールは短7度を含みます。
短7といえばブルースにおいて重要な音ですね。(ブルーノート)
よって、ミクソリディアンスケールはm7thを強調するとブルースっぽくなります。
・エオリアン、ドリアン、フリジアン
6度から始まって6度で終わるのがエオリアンスケール(マイナースケール)
2度から始まって2度で終わるのがドリアンスケール
3度から始まって3度で終わるのがフリジアンスケール
この3つはマイナー系スケールとなっています。
マイナーコードが出てきた時に使います。
エオリアンスケールはマイナースケールと同じです。
♭13thを強調すると演歌っぽい感じになります。
ドリアンスケールはエオリアンスケールと13thが♭かそうでないのかという違いしかありません。
13thを伸ばすとちょっとジャズっぽくなります。
フリジアンスケールは♭9thを含んでいますが、この音はアボイドノートとされており、
伸ばすとミストーンに聴こえてしまうことが多いです。
使う時は注意しましょう。
・ロクリアン
7度から始まって7度で終わるのがロクリアンスケール
このスケールもマイナー系スケールですが、♭5thを含んでいるので
♭5th型のマイナースケールでしか使うことができません。
使い所の限定されるスケールです。
・ドリアン、ミクソリディアン
この2つのスケールを比べると3rdがメジャーかマイナーかという違いしかありません。
ペンタトニックスケールと合わせて使いやすいスケールなので覚えておきましょう。
次回
次回はペンタトニックスケールの予定です。
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よかったら見ていってください。
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