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シンセサイザーの音作り その5「オシレーター・シンク」

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今回は「オシレーター・シンク」について解説していこうと思います。

前回は「FM変調」について解説しました。

オシレーター・シンク

オシレーター・シンクというのはオシレーターの波形を

もう一つのオシレーターの周期でリセットすることで新たな波形を得る機能です。

ハードシンク

こんな感じに2つのオシレーターがあったとします。

ここで、オシレーター・シンクを使うと、

オシレーター2の周期で区切られ、

この区切られたタイミングでオシレーター1がリセットされ最初からになります。

こうして得られた波形はこんな感じです。

ちょっとつなぎが雑ですがこういう仕組みで新たな波形が作られることがわかるかなと思います。

周期でリセットされるので、VCO2の波形の形はシンクの結果には関わらないかなと思います。

実際にオシレーター・シンクによってできた音はこんなふうになっています。↓

ちなみに、このオシレーター・シンクをハードシンクと呼ぶことがあります。

ソフトシンク

そしてソフトシンクはこんな感じです。↓

ハードシンクは完全に波形をリセットするのですが、

ソフトシンクは緩やかにリセットするようですね。

まとめ

全体的にハードシンクはキリキリとした倍音ができて、

ソフトシンクはぬるぬるとした音になることが多いかなと思います。

次回はVCFについて解説していこうと思います。

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