今回はGRAPEVINEの10thアルバム「真昼のストレンジランド」について書いていこうと思います。
前回の「Sing」はこちら↓
真昼のストレンジランド
古ぼけた童話の絵みたいなのがピン留めしてあるジャケットですね。
背景の錆がレトロな感じです。
1.Silverado
イントロは弦の鳴りがリアルに録音できていますね。
曲はしっとりとした感じで静かなアルバムの始まりっていう感じです。
ギターソロは同じフレーズを繰り返すタイプですがGRAPEVINEはあまりなかったかも。
ラストのシンセとリバーブ音が残るところがいいですね。
2.This town
ゆったりとしていて割とのどかな雰囲気の曲です。
英語の歌詞が多めなのは珍しいですね。
ギターソロは2ギターでのハモリがきれいな感じ。
3.ミランダ(Miranda warning)
イントロはシンセの音をフィルターをオンオフしたものでしょうか。
ひっそりとやや重ためな曲ですね。
サビはオルガンの音がちょっとDeep Purpleっぽいかも。
ラストのギターソロはなかなか熱い感じです。
4.Neo Burlesque
フェイザーをかけて4分で刻んだ音が特徴的ですね。
曲としてはスローでやや影のあるダークな感じだと思います。
シンセがやや多めに使われているのが特徴的ですね。
最後のディレイのフィードバックを強めにした音がキリキリとしていてなかなかえぐいです。
5.おそれ
イントロはクリーントーンの響きがきれいですね。リバーブがい感じだと思います。
ピアノも柔らかな音がしていていい働きをしていると思います。
「このさきの世界だってずっと かわらなくつづくはずだろう?
それでいい そういえばいい もうなにもおそれはしないと」
この歌詞がぐっときます。ラストはフェードアウトでしっとりと終わりですね。
6.Sanctuary
いきなりボーカルで始まるなんだか不穏な曲ですね。
不協和音ぽい響きが不安感ましましです。
サビの叫びがなかなかの迫力。メロディーのリフレインが特徴的な曲ですね。
7.Dry November
アコギで始まる3拍子のゆったりとした曲ですね。
サビはストリングスがきれいに入ってきてなんとなく幻想的な雰囲気になります。
ギターの音もクリーントーンにディレイがかかっていて清らかな音をしていますね。
ラストのアコギの余韻が残る感じがお気に入り。
8.真昼の子供たち
きれなピアノの音で始まる明るめな曲です。ストリングスも多めに入っていますね。
穏やかな曲進行が心地いいですね。
ロングトーンで伸びやかなギターがいい感じです。ラストはフィードバック音で締めです。
9.411
イントロはコントラバスとパーカッションがなんとなくスパニッシュな感じがします。
ピアノは柔らかい音で録音されていますね。
間奏はキリキリとしたギターが目立ちますね。トランペットの音がちょっとジャズっぽいかも。
ちょっとダークな感じの曲ですね。
10.夏の逆襲(morning light)
歌詞が「あの夏を越えるくらい 真実を可能にするのは」
しかないほぼインストな曲ですね。ピアノの音とディレイのかかったギターがきれいです。
ドラムが4つ打ちでなかなかいい働きをしていると思います。
11.ピカロ
スローで落ち着いた曲ですね。ドラムの刻みがザクザクとしている感じがお気に入りです。
左のギターはなんだかローファイなサウンドですね。どうやって作っているんでしょう。
サビのメロディーが伸びやかできれいですね。
アウトロはシンセの音が伸びています。不思議な音ですね。
12.風の歌
こちらもスローテンポな曲です。ちょっとコードが不協和音ぽい感じですね。
サビは開放感のある爽やかな音像になっています。ストリングスも入っていますね。
「どこまでも先を描いてゆく いつだって少しの夢を見て揺れていたんだ
そう思うんだよ どっかで風の歌を」
このフレーズがいいですね。
ラストはしっとりとストリングスで締めです。
まとめ
ピアノとストリングスのきれいなアレンジが多めなアルバムだと思います。
クリーントーンのギターとディレイも多めですね。
落ち着きのある大人なアルバムなのではないでしょうか。
次回の「MISOGI EP」はこちら↓
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