今回はLiquid Tension Experimentの2ndアルバム「Liquid Tension Experiment 2」について書いていこうと思います。
前回の「Liquid Tension Experiment」はこちら↓
Liquid Tension Experiment 2
前作に引き続き4人によるインストアルバムです。
ジャケットの皆さんがお若くみえますね。
1.Acid Rain
自分がLTEを知ったのはこの曲の演奏動画を見たからだったりします。
最初の開放弦を駆使したリフ、7弦の低音を生かしたリフがとてもトリッキーですね。
そしてこの超絶ギターソロとシンセソロ。
このギターソロはちょっとコピーしようとしてみたんですけど最近弾いてないので忘れ気味だしあまり正確にコピれてなかったかも。(というかめちゃむず)
トニー・レヴィンさんはこの曲だとチャップマン・スティックを使っていましたね。
中盤のアドリブパートはワーミーを使っているようです。
2分30秒あたりのギターとシンセのユニゾンパートの裏のドラムの暴れ方が凄まじいですね。
全体的ににスリリングなパートの掛け合いが魅力的な曲です。
2.Biaxident
柔らかなピアノの音で始まる明るめな曲ですね。オルガンの音が神々しいです。
中盤のギターソロはゲイン低めなのがちょっとめずらしいかもですね。
ピアノソロはちょっとシックな音をしています。
ラストの段々と上がっていくチョーキングフレーズがいい感じ。
3.914
ベースのえぐめな音から始まるどっしりとした曲ですね。
キーボードの音がなんだかパーカッションみたいな感じ。
最後のキーボードのフレーズがなんとなくミステリアスで好みです。
4.Another Dimension
もやーとしたモジュレーションの効いた低音とシタールぽい弦の音で始まる重めな曲です。
イントロのギターはハーモニクスを使った面白いフレーズですね。
この曲はどちらかというとシンセが主導のようです。
後半に入っているアコギはなかなかスパニッシュなフレーズ。
最後のギターはベースとユニゾンもしていてとてもヘビィな音ですね。
5.When the Water Breaks
赤ん坊の鳴き声のような音で始まる怪しげな曲ですね。最初のリフはなかなかトリッキーです。
ここからつながるロングトーンのギターソロはなんとなくイーグルスのホテル・カリフォルニアっぽいです。
16分56秒と長尺なので展開が次々と変わっていきますね。8分22秒からはもう一つの曲でもいいんじゃないかという位です。
各パートの演奏が楽しむのにぴったりな曲ですね。
6.Chewbacca
低音ノイズのような音からスローなドラムではじまるややヘビィな曲です。
ワウの効いたギターがちょっとだけファンキーですね。
2分53秒あたりのギターソロは相変わらず弾きまくりですね。
4分55秒あたりのギターソロは左右にパンで振っているのとピッチシフターのハモりがかかっているのかちょっと不思議な音です。
5分8秒あたりからしばらくどよーんとしたパートに。
9分30秒あたりからのギターはディレイをうまく使っていて浮遊感がありますね。
最後はだんだんテンポが下がっていってなんか車が壊れたときみたいな感じ。
7.Liquid Dreams
ピアノとふわっとしたキーボードの音で始まるきれいな曲です。
3分あたりのギターもコーラスがかかっていて揺らぎが心地良いですね。
6分22秒あたりから長々と続くシンセソロがこの曲の聴きどころだと思います。
地味にベースの音がゴリゴリしていて好みです。
8.Hourglass
アコギの音で始まるどこか切ない曲ですね。
ピアノとアコギの絡みがきれいでとてもしっとりとしています。
この曲はドラムとベースは入っていないようですね。
最後はフェードアウトで緩やかに締めです。
まとめ
1stとだいだい同じ感じで作ってあるかなと思います。
ただ、強いて言えばこちらのほうが各パートが合わさった時のまとまりがあるかなあなんて思います。
ジョーダン・ルーデスさんがDream Theaterに加入するにあたりメンバーがほぼおなじになったという理由でLTEは解散することになったのですが、
個人的には演奏を楽しめるインストバンドもまた一味違って面白かったので
こちらはこちらで進めてほしかったなあと思います。
少しだけLiquid Trio Experimentとして活動もしていたようですが、こちらはジョン・ペトルーシさんは参加していないようですね。
まだ未聴なのですが機会があれば聴いてみたいなと思います。
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よかったら見ていってください。
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