今回は凛として時雨の2ndアルバム「Inspiration is DEAD」について書いていこうと思います。
前回の「Feeling your UFO」はこちら↓
Inspiration is DEAD
前2枚とはちがって黒を基調としたジャケットですね。
真ん中のモニュメントは部屋の写真をいじったものでしょうか。鋭い形になっていますね。
1.nakano kill you
開幕フルスロットルで始まる強力な曲ですね。ツーバスドコドコがとても激しいです。
タイトル通り中野さんのドラムがとても暴れていますね。こころなしかMIXのバランスもドラムがやや大きめのような気がします。
Bメロの345さんパートの裏にあるギターが地味にテクニカルです。
ドラムソロも暴れまくりです。やりたい放題ですね。その後の各パートがユニゾンぽくなるところがお気に入り。
ラストのフィードバック音も刺激的です。ライブでも定番のナンバーですね。
2.COOL J
スティックでのカウントから始まるこちらも激しめなイントロ。左右に振ったギターが冷たい響きですね。
Aメロは基本的にアルペジオのフレーズ。とてもうまいです。
「消えるme 消える意味 Inspiration キセキテキニミセナイデ」のフレーズが印象的。
間奏はベースの動きがダイナミックですね。
全体的に緩急がうまくついた曲だと思います。
3.DISCO FLIGHT
ベースの重たいパワーコードのフレーズから付点八分ディレイのフレーズにつながるミドルテンポでダンサンブルな曲ですね。
このフレーズは結構お気に入りなのでコピーしたりしました。
サビのドコドコとハイハット裏打ちが交互にくるところがお気に入り。「DISCO FLIGHT」の絶叫はすさまじいですね。
間奏はかなりディレイのかかったギターがかなりカオス。ドラムもやりたい放題です。
ラストのディレイフレーズが1オクターブ上がるところがエモーショナルですね。
4.knife vacation
こちらはギターリフで始まるやや変則的な曲ですね。
Bメロは「knife vacation」のフレーズがユニゾンボーカルになっていますがこの裏のベースを歌いながら弾くのはなかなか難しいんじゃないでしょうか。
間奏はフィードバック音とツーバスの効いた激しいパートになっています。
「空中線にふわふわ浮いて」のフレーズがなんだか面白いですね。
5.am3:45
スローで同じフレーズを繰り返すタイプのややダークな曲ですね。
345さんだけがボーカルを担当するのは初だと思いますが、この曲はどちらかというとインストっぽい感じですよね。
演奏はややポストロック風味な感じです。途中で3拍子になったりするのも特徴的です。
「世界 消えて 忘れて 無重力の遊泳」のフレーズだけで曲ができているのはなんだか不思議な感じですね。
6.赤い誘惑
こちらも345さんのボーカルから始まりますね。Aメロのだんだん音が増えていくところがこの曲の聴きどころです。
中盤の間奏はドラムの暴れ方がとても派手ですね。
TKさんのボーカルはいつもにも増して叫んでいますね。
最後は最初の345さんのパートをTKさんが歌う展開が熱いです。
7.1/fの感触
イントロのギターの音はなんだかスタジオで鳴っている感が強いです。
Aメロはドラムのハイハット捌きがうまいですね。
間奏のギターソロは同じフレーズの繰り返しがちょっとだけサイレンっぽいです。
時折入ってくるギターアルペジオの音がキラキラしていて好み。
8.i not crazy am you are
ザクッとしたギターのバッキングが特徴的な始まり方ですね。
この曲は言葉の密度がいつもより高い気がします。ここまで早口を続けるのはそんなになかったような。
ラストのギターはチョーキングを多用して暴れていますね。
9.夕景の記憶
やさしい感じのギターアルペジオで始まるラストらしいしっとりとした始まり方ですね。
モジュレーションディレイが薄めにかかったギターの音に透明感があります。
間奏にも付点8分のディレイが出てきますね。ふわふわとした音になっています。
ラストはTKさんのシャウトが入ってきてフィードバック音で締めです。凛として時雨っぽさを感じますね。
まとめ
Amazonかなにかのレビューにもあったような気がしますが凛として時雨の中では一番激しい曲が揃っていると思います。
ここにきてギターの音がまた変わったように感じます。
うまく表現しにくいのですが前までより締まった音になったような気がします。
それと全体的に音圧も増しているかなと思います。
録音環境が段々と良くなっているのかなというところですね。
次回の「just A moment」はこちら↓
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よかったら見ていってください。
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