今回は凛として時雨の3rdアルバム「just A moment」について書いていこうと思います。
前回の「Inspiration is DEAD」はこちら↓
just A moment
黒いペンキをぶちまけたような模様のダークなジャケットですね。
青緑っぽい色が少し毒々しくていい感じです。
1.ハカイヨノユメ
ザクザクなギターリフの変拍子ではじまるイントロですね。(7/8拍子かな)
Aメロはシンプルなベースラインが特徴的です。
サビはTKさんの絶叫とリバーブとディレイが深めにかかった345さんの「ハカイヨノユメ」の声が対照的ですね。
二回目のAメロはさり気なくアコギも入っていますね。
間奏はスネアのスナッピーを外した音が入っているとどこかで読んだような。
2.Hysteric phase show
バリバリとしたファズの音が刺激的なイントロですね。
これはHonda Sound Worksのファズを使っていたと読んだことがあります。
間奏とアウトロのスライド使いまくりのギターが好みです。
全体的にドラムの連打が目立つ曲でもありますね。
3.Tremolo + A
凛として時雨では初めてかもしれないアコギ主体の曲ですね。
ドラムは中低域を埋めるためなのかフロアタムの連打による演奏が主になっています。
サビ前のリムショットとギターの絡みは聴いていて心地いいですね。
Bメロの力の抜けた345さんの歌い方がお気に入り。
4.JPOP Xfile
ギターのカッティングとシンプルなドラムパターンで始まりますね。
Aメロのアルペジオは不安感を掻き立てる感じがします。凛として時雨らしいですね。
サビの「JPOP」の掛け合いがリズムに乗っていて軽快です。
ソロの後半にベンチャーズみたいなテケテケフレーズが入っていますが歪み方で古っぽく聴こえないようになっていますね。
最初に聴いた時はこれを入れるのは思い切ったことをするのなあと思ったものです。
5.a 7days wonder
コーラスのかかったベースで始まるなんとなく「DISCO FLIGHT」を思い出す曲です。
全体的にアルペジオの音がキラキラとしていますね。一部アコギも混ざっているのでしょうか。
メインの間奏はフェイザーが入ってきたり轟音ギターが入ってきたりでかなりカオスですね。
サビで聴こえるささやき声のような声がお気に入り。
6.a over die
凛として時雨では初のインスト曲です。
ギターのテクニカルなフレーズが目白押しですね。ドラムはスネアのゴーストノートが多めです。
中盤からのディレイを駆使したフレーズが浮遊感があっていいですね。
後半はギターの弾き方がエモーショナルで熱いです。
7.Telecastic fake show
凛として時雨で初のシングルになった曲です。イントロの上下するリフが特徴的ですね。
Aメロはスネアの連打がとても激しいです。
間奏はベースのシンプルなルート弾きにディレイのかかったふわふわとしたギターが周りを埋める音像になっていますね。
サビ終わりのボーカルユニゾンが案外めずらしいかも。
8.seacret cm
クリーントーンの単音とディレイを使ったフレーズがなんとなくシリアスな感じ。
全体的にささやき声で歌われていますね。
サビでは轟音ギターに変わるところが熱いです。
9.moment A rhythm (short ver.)
シングルでは16分50秒という長尺ですがこちらはアルバム用にショートバージョンとなっています。
アルペジオとささやき声が主体で静かな曲調ですね。
サビはギターにリバーブがかかってきれいな音になりますね。(ディレイかも)
ギターソロは歪みが強烈でフレーズもエモーショナルです。
10.mib126
最初はリバーブが深くかかったバスドラムとスネアではじまりますね。
中盤から不穏な雰囲気になって「オマエタチガツクッタセカイニ」で爆発。
ドラムのドコドコが大迫力ですね。途中のベースも歪みが強くて攻撃的な音です。
ラストのフレーズはなんとなく「Tremolo + A」っぽい感じ。
まとめ
今回がメジャー初アルバムでしたがなかなかダークな内容になっているかなと思います。
前作は激しめな作風でしたが今作は内に秘めた熱といったところでしょうか。
ギターの音はよりすっきりとした音になりましたね。
メジャーにいってもそこまで作風が変わらなかったので割と安心した記憶があります。
次回の「still a Sigure virgin?」はこちら↓
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よかったら見ていってください。
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