今回は凛として時雨の5thアルバム「i'mperfect」について書いていこうと思います。
前回の「still a Sigure virgin?」はこちら↓
i'mperfect
凛として時雨には珍しく白か黒が基調ではないジャケットですね。
夕焼け空みたいな感じできれいです。
1.Beautiful Circus
ドーンと最初から複雑なフレーズで始まるギラギラとした曲ですね。ベースの動きがやや大きめです。
345さんの「Flash back you」が印象に残りますね。
スネアはだいぶコンプが強めにかかっているように聴こえます。
間奏は最近出てくるタッピングです。スピード感のあるフレーズですね。
2.abnormalize
この曲はサイコパスという作品のOPテーマになった曲ですね。
それが原因かどうかはわかりませんがなんとなくAメロとサビの分かれ目がわかりやすい曲の構成になっていると思います。
イントロのアルペジオの弾き語りはいつもうまいなと思いますね。ギターの音がなんとなくいつもよりパキッとして聴こえます。
2分あたりのバックはいつものフェイザーではなくフランジャーかもですがちょっと微妙なところですね。
それにしてもシャウトの迫力満点です。最初のウィスパー気味な歌い方との対比が面白いですね。
3.Metamorphose
ハイスピードなアルペジオから始まるキリキリとした曲ですね。
途中に入ってくるギターソロの狂ったフレーズがお気に入り。
サビは珍しくシャッフルですね。間奏のワーミーを使ったようなピーキーな音が強烈です。
全体的に狂気を感じる曲ですね。最後のアルペジオの音がふわっとしていてきれいです。
4.Filmsick Mystery
歪んだベースのギュッと詰まった音が印象的なイントロですね。
この曲はメロディーがかなりポップだと思います。
バッキングではディレイがかかっているのかギターの音がぼやけた感じになっていますね。
比較的345さんパートが多い曲ですね。
5.Sitai miss me
ドラムだけで始まるじわっとした曲ですね。アルペジオにディレイがかかってキラキラとした感じになっています。
この曲もベースの動きが大きめです。後半からのギターはとても激しいですね。
切迫感のあるメロディーがどこか儚さを表現しているような気がします。
ラストのフィードバックノイズが余韻を引いていますね。
6.make up syndrome(album mix)
この曲はabnormalizeのカップリング曲ですが、TKさんがMixをしたシングルバージョンと違ってJens Bogrenという方がMixを担当したものだそうです。
TKさんのMixよりも低域がぼこっと出ていてバスドラの音が硬く聴こえます。
この曲はAメロのほうが激しめでサビのほうがふわっとした感じになっていますね。
ユニゾンで歌うところがいい感じです。
7.MONSTER
イントロのフェイザーの効いたカッティングがテクニカルですね。
この曲はメロディーのノリがとてもいいと思います。裏打ちハイハットが心地いいですね。
間奏はアコギのアルペジオでしょうか。
最後の「I have a MONSTER」の繰り返しはなかなか熱いですね。
ライブ映えする曲なんじゃないかなと思います。
8.キミトオク
ディレイの効いた浮遊感のあるギターとハイポジションのベースで始まるスローテンポでややシリアスな曲ですね。
Bメロからのバリバリとしたギターに迫力があります。この曲のシャウトはなんとなくEnvyぽい感じがありますね。
ゆっくりとエモーショナルなナンバーだと思います。
最後のふわっとしたギターアルペジオがきれいですね。
9.Missing ling
ざくざくに歪んだギターで始まるこちらもスローな曲ですね。
全体的に切ないメロディーになっていると思います。
3分27秒あたりからの歪んだギターにディレイをかけたところはまさに音の壁って感じですね。
「いつかはこの声も連れ去られて 誰かを満たせる夢が終わるのさ 続きはあの場所と僕の中に the endless」
という歌詞はなかなか意味深ですね。
最後手前の間奏はギター弾きまくりでかなりエモーショナル。
ラストはTKさんだけが弾き語りになるところがいい終わり方だなと思います。
まとめ
前作よりも内に秘めた熱さを表現しているアルバムかなと思います。
なんていうかキラキラとした夜景を見ているような感じになります。
お気に入りは4番と7番かなあ。
もちろん前までの切迫感も健在ですね。
次回の「es or s」はこちら↓
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よかったら見ていってください。
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