今回はVertigo Sound - VSM-3について書いていこうと思います。
VSM-3
2倍音と3倍音の倍音を補強するサチュレーターのようですね。
FET Crusherと書いてあるのでトランジスタの歪みなのでしょうか。
説明書にはトランジスタによって真空管のような歪みをエミュレートしているといった趣旨ことが書いてあるみたいです。
パラメーター
インターフェイスを見てみるとわかるのが、
このプラグインは2nd Harmonic FET Crusherのブロックと
3rd Harmonic Zener Blenderのブロック及びその他レベル調整部分から成り立っています。
2ndと3rdは同じパラメーターが配置されていますね。
その他はInputとOutput、Pannerがあり、そしてTHD Mixerで2ndと3rdのバランスを調整するようです。
下のトグルスイッチは並列/直列の切り替えスイッチですね。
右から2番目のモードで2nd、3rd、Mixのそれぞれのみにすることでモニターができるようになっています。
さて、それではメインのサチュレーション部分を見ていきましょう。
サチュレーション部
まずバイパス↓
左上のDriveつまみは歪量を調整するもののようです。
当たり前ではありますが3rdのほうが音の重心が高いですね。
次にLevelで音量を調節するわけですが、これは右上の帯域選択と関連していて、
例えばHighを選択していた場合その部分のみのレベル調整となるようです。
右上はInput FilterとなっていてTrackモードにするとTHD Mixがバイパスされ効かなくなるそうです。
Low 10 Hz ~ 120 Hz
Mid: 120 Hz ~ 1.5 kHz
HiMid: 800 Hz ~ 4 kHz
High: 4 kHz ~ 20 kHz
Full: 120 Hz ~ 20 kHz
Track: 10 Hz ~ 20 kH
に設定されているそうです。
例えばHiMidに設定すると
Shapeはエフェクト音にのみかかるローパスフィルターです。
中央下のTHD MixはDry/Wet比のようですね。
Styleのトグルスイッチは説明書には
「コンプレッサーにおけるハードニーとソフトニーと似た動作」
と書いてあるのでクリッピングの強度を選択するものだと思われます。
あとはLR、MおよびSの選択トグルスイッチですね。
このトグルスイッチはステレオ時のみ使えるようです。
まとめ
なかなか操作するパラメーターの多いサチュレーターですね。
音は派手な見た目に反してスタンダードな感じがありますね。
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よかったら見ていってください。
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