今回はGRAPEVINEの1stアルバム「退屈の花」について書いていこうと思います。
前回の「覚醒」はこちら↓
退屈の花
GRAPEVINEの1stフルアルバムです。
森を背景にした写真をレトロな色合いに加工したジャケットがちょっと渋いですね。
1.鳥
ジャキッとしたギターのイントロが印象的ですね。
スローな16分のハイハットが目立つメロディーのポップな曲だと思います。
ギターソロのワウが効いた感じがGRAPEVINEっぽいですね。
アウトロのギターとドラムのやりたい放題感が好きです。
2.君を待つ間
2ndシングル曲です。
1966バージョンと比べると録音がしっかりしていて、田中さんの歌もしっかりとしています。
覚醒のボーナストラックが1996年で退屈の花のリリースが1998年なので約2年の間に成長を感じます。
ギターの音がかなりちがいますね。
3.永遠の隙間
飛び飛びのギターリフとシンセのぽわ~とした音が特徴的ですね。
Aメロはちょっと早口で少しだけラップみたいですね。サビは緩やかで温かいメロディーです。
途中からストリングスが入ったり、オルガンソロがあったりする楽器数の多い曲ですね。
アウトロはストリングスがかなりやりたい放題やってます。
4.遠くの君へ
イントロはドラムとチョーキングフレーズが目立っていますね。
Aメロのカッティングの切れがいいです。
Aメロのなんとなくこそばゆい感じがスキだったり。
「見つからない答え探して あてのない思いにさえいつも僕は 無理している」
という歌詞がいいですね。
5.6/8
6/8なので6/8拍子のようですが、4拍3連(12/8)のような気もします。
イントロはクリーントーンの柔らかくさわやかなギターと裏打ちギターが印象的ですね。
ベースもロングトーンで耳に残ります。
サビではオルガンも入って結構派手な感じに。
間奏の気の抜けたバグパイプみたいな音が面白いですね。
6.カーブ
アコギから始まるちょっと速めな曲ですね。
Aメロとサビの区別がつきにくい曲になっていますね。
アウトロのギターはリフを繰り返しながらフレーズを挟んでいくのがおもしろいですね。
7.涙と身体
Aメロはどこか憂いのあるメロディーですね。
サビのメロディーがとてもキャッチーでお気に入りです。
間奏のギターソロはビブラートがかなり効いていてぐにゃぐにゃです。
最後のサビの最後の方はギターはかなりエモーショナル。
8.そら
1stシングル曲ですね。
アルペジオではじまるゆったりとした曲です。
「夢みたいな 夢でもない様な日をまた過ごしてく
無駄に身を焦がしたって 残ってく物何一つだって
君はずっといつかの空の色 見とれてた」
の歌詞がいいです。
9.1&MORE
矢野顕子さんの「ひとつだけ」という曲にインスパイアされてできた曲のようです。
一人称が私だったりするのはそのためなのでしょうね。
ペース速めでAメロはバスドラが4つ打ちだったりするちょっと珍しい曲かもしれません。
10.愁眠
終わりの雰囲気っぽいバラード曲ですね。
ギターのアルペジオがきれいです。
ギターのカッティングだけになるところはなんとなく哀愁を感じますね。
ピアノも入ってきてフェードアウトで終わりです。
ちなみにラストには熱の花という曲がボーナストラックで入っていたりします。
なんとなく熱い曲ですね。
ぎゅわぎゅわというフェイザーの音がとても印象的です。
フランジャーのかかった音も入っていますね。
まとめ
割とポップなアルバムだと思います。
前作の覚醒と似てるかも?
ギターの音がいい感じです。
次回の「Lifetime」はこちら↓
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よかったら見ていってください。
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