今回はArturiaの「Rev PLATE-140」について書いていこうと思います。
![](https://i0.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/04/2a9c98d45b711c3c584b769f4fe5877c.png?fit=1024%2C745&ssl=1)
Rev PLATE-140
このプラグインはEMT 140というプレートリバーブを再現したものですね。
去年の12月に無料配布されていたのですが、今では有料になってしまいました。
UIはなかなかレトロな感じが再現されていますね。
通常のUIはこんな感じで小さいですが、
![](https://sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/04/1489aba805d3ffd8881c3e3e17530ce2-1024x565.png)
右上の逆三角形二つをクリックすることにより下のメニューが出てきます。
ちなみにWIDTHのつまみはステレオ時のみ存在します。
また、マニュアルによると信号の経路はこのようになっているようです。
![](https://sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/04/49f427d4035df32f486c76a88ad3809d.png)
とりあえず今回のバイパス↓
まずデフォルトだとこんな感じ↓
![](https://i2.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/04/3ada08cc3ad6aa1722bfc35169329342.png?fit=1024%2C745&ssl=1)
WET全開にするとこんな感じ↓
![](https://i1.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/04/dff83e07103c66be34d7bc020ed47e1e.png?fit=1024%2C745&ssl=1)
こちらの方がパラメーターの違いがわかりやすくなるのでこの状態を基準に見ていこうと思います。
パラメーター
まず、左冗談にはDRIVEつまみがあり、ここでリバーブ音の歪み量を決めることができます。
![](https://i1.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/04/075235d08ec81e8ef4276fd4420fd8cb.png?fit=1024%2C745&ssl=1)
![](https://i1.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/04/59594f5a0f304053a1abb9803a45d8f3.png?fit=1024%2C745&ssl=1)
全開にしてもそれほどめちゃくちゃにはなりませんね。適量で使えばなかなかいい感じだと思います。
次にMODELです。デフォルトだと2になっていますが、これは標準的なEMT 140を再現するモードだそうです。
1にはPuncyと書いてあるそうですが、これはやや中低域を強調したモードのようです。
![](https://i2.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/04/3d0ac17aa78b7c818d36099051706966.png?fit=1024%2C745&ssl=1)
3はModernモードは高音域を強調したモードだそうです。
![](https://i0.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/04/5198e31c20b0586325c5ee0003783bf4.png?fit=1024%2C745&ssl=1)
右にはDECAY TIMEがありますが、これはModernモードのみ値の範囲が異なり、
Modernだけ短めの設定ができるようになっているそうです。
![](https://i1.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/04/1f8cda5e9bb148bc11ee2262efd19ed2.png?fit=1024%2C745&ssl=1)
右下にはPRE-DELAYがありますね。
![](https://i2.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/04/d05dcf5b72f4c3ab3fe70c0688c743db.png?fit=1024%2C745&ssl=1)
ついでにHP FILTERもついています。これはリバーブエフェクトに送信する音にかかるハイパスフィルターです。
![](https://i2.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/04/a2f40619982ffb3a7abffc8ac4cc6513.png?fit=1024%2C745&ssl=1)
下段中央はMODULATIONがありますね。コーラスをかけることができるそうです。
PREとPOSTが選択できますが、これはシグナルフローからすると
DRY→コーラス→リアバーブか
DRY→リバーブ→コーラスを選択するもののようです。
![](https://i1.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/04/d3b44471be27e3302fff738eb85a24b6.png?fit=1024%2C745&ssl=1)
![](https://i1.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/04/51a0b85312db932296700c0d3550fb33.png?fit=1024%2C745&ssl=1)
右下のPOST EQUALIZERはその名の通りリバーブ音の後段にかかるイコライザーですね。
![](https://i0.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/04/8098fbd3433ffe1e97a7120f53b3a27a.png?fit=1024%2C745&ssl=1)
![](https://i2.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/04/e6c5fb5e037cc7a4e04d7994322bd897.png?fit=1024%2C745&ssl=1)
2バンドではありますが、割と音作りの範囲は広いかなと思います。
と、パラメーターはこんな感じですね。
一応ですが、自分が適当に設定した音を置いておきます。
![](https://i0.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/04/151959cb61a2a1a462beda24b7b9cd45.png?fit=1024%2C745&ssl=1)
やや明るめな音のような気がします。
アコギ
いつも通りではありますがアコギで試してみました。
まずバイパス↓
パラメーターは適当です。
![](https://i0.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/04/4cd726b307d0b8765eb7779d6f01667d.png?fit=1024%2C745&ssl=1)
モジュレーションを入れてみます。
![](https://i2.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/04/8a0c1310fc3ba78f77863709b7420466.png?fit=1024%2C745&ssl=1)
音の広がりが綺麗ですね。ついでにLiquidSonicsのIllusionと比較してみましょう。
![](https://i1.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/04/856fdcf1eb6e8fb03930cd655529bc3f.png?fit=1024%2C743&ssl=1)
PLATE-140の方が明るめなキャラクターをしているのがよくわかりますね。
Illusionについてはこちら↓
まとめ
カラッとした音をしていますね。わかりやすく綺麗な音をしていると思います。
ただ、目立ちやすい音をしているのであまり出力を大きくしない方がいいかもしれません。
当時無料だったのはとてもお得だったなと思います。
ショップサイトはこちら↓
最近書いた他のリバーブの記事はこちら↓
今月のプラグインセール情報をまとめてみました。
よかったら見ていってください。
コメント