今回はRadioheadの1stアルバム「Pablo Honey」について書いていこうと思います。
Pablo Honey
花の真ん中に赤ん坊の写真がある昔のアートっぽいジャケットですね。
ややギラギラとした色合いに見えます。
1.You
6/8が3回と5/8が1回の繰り返しになっている変拍子の曲ですね。
グランジぽい歪みの強いギターが特徴的ですね。Aメロのバックにはトレモロのかかったギターアルペジオもあるみたいです。
間奏の終わり際のギターはスイッチング奏法をしているみたいですね。
最後はなんだかすっと終わりますね。
2.Creep
初期のRadioheadの代表曲ですね。
穏やかなAメロからガガッというスクラッチノイズでギターが入る流れはあまりにも有名です。
ここまで大きいスクラッチノイズを出すセッティングって結構難しいと思うんですが歪ませ方がうまいですよね。
この曲はカノン進行ではないはずですが雰囲気がなんとなくカノン進行ぽい感じ。
最後のパートはピアノも入ってきて静かに締めるところがいいですね。
3.How Do You?
歪み強めなギターのリフで進行する意外とシンプルなロック曲ですね。
ボーカルとユニゾンしているギターがあるのがなんとなくチープでおもしろいです。
ラストはかなりぐちゃぐちゃになってカオスな感じ。ピアノもぐにゃっと曲がった音をしています。
4.Stop Whispering
からっと乾いたギターが特徴的なのびのびとした曲ですね。
アルペジオを弾いているギターはコーラスがかかっているようないないような不思議な音です。
ラストの轟音ギターがなかなか迫力のある音をしていますね。
5.Thinking About You
アコギがメインなしっとりとした曲ですね。
後半に入っているアルペジオのギターはビブラートがかかっていてふにゃふにゃしています。
ホワーとした音はオルガンかな?ちょっと違うような気もしますね。シンセかもしれません。
6.Anyone Can Play Guitar
ファズのかかっがノイズギターではじまりますね。途中からフランジャーもかかっています。
その後はベースのフレーズを軸とした曲展開です。
Aメロとサビでテンポの大きく違う曲ですね。Aメロはかなり気怠げなのに対してサビは疾走感があります。
フェードアウトで終わるのは初めてかな。ここではなかなかやりたい放題していますね。
7.Ripcord
緩急のあるイントロのリフが面白いですね。
ボーカルはテンション低いのですがバックの演奏はややテンション高めなのが対比的です。
タタンタンというドラムのパターンはこの手のロックにはちょっとめずらしいかもです。
最後のギターは低音がかなち強めですね。
8.Vegetable
クリーントーンのぽわっとしたアルペジオが印象的なイントロです。
その後は歪んだギターが入ったりしてバックがにぎやかになりますね。
案外ギターソロらしいギターソロがあるのは初めてかも。ノイジーなフレーズですね。
9.Prove Yourself
エレキとボーカルだけではじまるミドルテンポな曲です。
急にギターとドラムが入ってきて音に厚みがでてきますね。
コーラスの入った繰り返しフレーズが印象的です。
ギターソロも伸びやかなロングトーンですね。
10.I Can't
リバーブが深めにかかったギターで始まりますね。奥で鳴っているように聴こえます。
メロディーはこちらも伸びやかな感じですね。
ベースから始まるアウトロはギターがなかなか強烈。尺が長めですね。
11.Lurgee
アルペジオで始まるゆったりとした曲です。
ボーカルの口数少なめなギターフレーズを楽しむ曲かなと思います。
アウトロはライドシンバルの音の粒立ちがいいですね。
12.Blow Out
今までとちょっと違う曇りのある雰囲気で始まる曲です。最初のコードはGM7かな。
サビ前から轟音ギターが入ってきて迫力のある感じに。
アウトロのギューっていう音はどうやって作っているんでしょうね。不思議です。
まとめ
初期のRadioheadは割とスタンダードなロックでしたね。
ポップなオルタナロックって感じです。
ちょっとひねくれた感じがお気に入りなところです。
次回の「The Bends」はこちら↓
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よかったら見ていってください。
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