今回はLindell Audioの「6X-500」「7X-500」「PEX-500」について書いていこうと思います。
6X-500 , 7X-500 , PEX-500
4バンドEQとFET型コンプ、Pultec型EQのプラグインですね。
この3つをまとめたChannelXもあるようなのでまとめて書いていきます。
今回のバイパスはこちら↓
6X-500
ピーク型が2バンド、ローパスとハイパスで2バンドのシンプルなイコライザーですね。
とりあえずデフォルトはこんな感じ↓
ANALOGはアナログのノイズを有効かさせるもので、トランスによるサチュレーションが付加されます。
GAINを上げるとこんな感じです。
歪みを少し下げてみます。
POL.は位相反転スイッチですね。
それではハイブーストから試してみます。
回し切ってもやや控えめなブーストですね。
次にLOW BOOSTです。
LOWは結構ボコボコとした感じですね。ANALOGで歪みが強めにかかってしまっているので外してみます。
ANALOGをオフにするとちょっとクリーンになりますね。
次はローパスです。
割と素直な効き方をしていると思います。
次はHIGH PASSです。
かなり20Hz~20kHzとかなり範囲が広いので回し切ると音が消えてしまいますね。
SLOPEの設定にも寄りますがなかなか切れ味が良いですね。
LOWとHIGHを程よくかけるとこんな感じでしょうか。
ANALOGをオフにしてみます。
7X-500
FET式のコンプレッサーですね。とりあえずデフォルトだとこんな感じ↓
先ほどと同様ANALOGをオフにしてみます。
次にRATIOを変更してみます。
このままだとちょっとボコボコなのでINPUTを下げてみます。
デフォルトだとATTACKとRELEASEは3段階から選ぶようになっていますが、右のONを押すことでつまみで設定できるようにもなります。
STELEO LINKはステレオの時だけに現れるパラメーターで、
普段はLとRで独立してコンプレッションが行われますが、これを100%にすると入力前のLとRのレベル平均を元にした同量のコンプレッションが両チャンネルで行われます。
あとはサイドチェインハイパスフィルターもついていますね。
ここまでドラムの音源で試してきましたが、FET式のコンプレッサーなのでいつものスネアで試してみようと思います。
まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓
ANALOGをオフにしてみます。
INPUTを上げてみます。
なかなか強烈な音ですね。ANALOGをオフにしてみます。
ANALOGを切ると大人しくなりますね。次はINPUTを元に戻してRAIOを変えてみます。
スネアだとRATIO高めでも良いかもしれませんね。
PEX-500
パラメーターを見るとどうやらPlutec系のイコライザーのようですね。
とりあえずデフォルトだとこんな感じ↓
ANALOGを切ってみます。
というわけでHIGHから順番にみていきましょう。
割とキラキラした感じですね。
ちなみにBWはHIGHのバンド幅を決めるパラメーターでSHにすると狭く、BROADにすると広くなります。
次はLOWです。
しっかりと効くタイプのイコライザーですね。
最後にパラメーターを適当に振ってみました。
Plutecらしいカラッとした音ですね。
アコギ
最後に例によってアコギで少し試してみます。まずバイパス↓
3つを画像の順番にかけてみました。
案外クリーミーな感じになったかなと思います。
まとめ
ANALOGボタンを除けば割と癖の少ないプラグインかなと思います。
ですが、FETコンプはソースを選ぶので若干注意が必要ですね。
セールの時はとても安いのでとりあえず持っておくのも良いかもです。
ホームページはこちら↓
前回のLindell Audioの記事はこちら↓
前回のPlugin Allianceの記事はこちら↓
今月のプラグインセール情報をまとめてみました。
よかったら見ていってください。
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