今回はsonibleの「smart:EQ 3」について書いていこうと思います。
smart:EQ 3
AI機能でお馴染みsonibleのイコライザーです。
イコライザーではどのような動きをしてくれるのか楽しみですね。
というわけで今回のバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ(多分大きな変化はないはず)
使い方
まず、普通のイコライザーとしてですが、カーブの種類、帯域、Gain、Q幅を指定するという特にこれといって特殊なものはないので困ることはないかなと思います。
カーブの種類は右クリックで次の7種類から選択することができます。
その他リニアフェイズモードなどが右上の設定ボタンから選べるようになっています。
というわけでちょっとシェルフだけ試してみようかなと思います。
そんなに癖のない使いやすい音をしているかなと思います。
さてここからAI機能を試していきます。使い方はいつも通り、再生して中央上のやや左にある緑丸ボタンを押して少し待つだけです。
というわけでDrumsを選んで読み込んでみます。
なんだか低域を削りすぎているような気がしますね。
こういう時は左の白いドットをドラッグすることでかかる範囲を制御することができます。
中央の緑のドットを下に移動させれば反転させることも。
ということで他の楽器も試してみます。
まずスネアから。バイパス↓
AI機能を用いたもの↓
やや軽めな音になりましたね。
次はアコギです。↓バイパス
AI機能を通したもの↓
こちらもローが結構削られています。
ベースを試してみます。↓バイパス
こちらもやや軽めになった印象。
ギターで試してみます。↓バイパス
ギターは耳に痛い音が控えめになってぎゅっと締まった音になったような気がします。
次はハイハットです。↓バイパス
ハイハットはちょっと位相が崩れてしまっていますね。
最後にバスドラム(Kick)です。↓バイパス
ややスッキリとした感じになりましたね。
あと、左上のJoin Groupを押すとグループの作成画面に移ります。
グループを作成してまとめることができます。
これによりインサートしたトラックをまとめて制御することができるようです。
L1、L2、L3とありますがこれはL1: Lead、L2: Support、L3: Backgroundとなっていて目立たせたい優先順位をつけることができるようです。
なかなか便利な機能ですね。
あと、これはあとから気がついたのですがアナライザーも用意されています。
複数の楽器を同時に表示することができるんですね。これもなかなか便利な機能です。
まとめ
EQとしては素直な特性をしているかなと思います。
グループ機能やアナライザー機能もついていてMixに役立つ機能が備わっているように見受けられました。
ただ、AI機能はやや低域を削りがちなので帯域を限定するなどして対処する必要があるかもしれませんね。
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