今回はUnited Pluginsの「Cryostasis」について書いていこうと思います。

Cryostasis
フリーズ効果という音を固定し繰り返す効果を得るプラグインです。
ディレイ、リバーブとピッチシフターの複合でしょうか。
とりあえずみていきましょう。今回のバイパスはこちら↓
デフォルトだとこんな感じ↓

使い方
まず真ん中の大きいノブでフリーズの度合いを決めます。


完全に右に回し切るとその時鳴っていた音を繰り返すようになります。
SIZEはスペクトルウィンドウの大きさとありますが、周波数解析の細かさっぽいです。
小さくするとロボットボイスに近い感じになり、大きくすると滑らかな音になるそうです。


WASHはリバーブの拡散と滑らかさを調整するようです。


0-100%のボタンはFreezeつまみを0から100まで回すスイッチです。
右の0msの数字で回る速さを決めます。0msだと瞬時に0から100までつまみが動き、
値を上げていくと次第にゆっくりと指定した時間をかけて左から右に(右から左に)つまみが動いていきます。
最大60000msまで設定することができます。
下のパラメーターに移ります。
PITCHはピッチシフトで±2オクターブの範囲で設定することができます。


FILTERはそのままローパスフィルターとハイパスフィルターですね。


LOFIはビットクラッシャーですね。
左に回すとrateが減少し右に回すとbitが減少するとありますがここでいうrateはサンプリング周波数のことかなと思います。


SHIFTは第二のピッチシフターでしょうか。単位がkHzになっていますね。


あと、右上にLINITERがあってデフォルトだとオンになっています。

パラメーターはこのくらいですね。
プリセット

というわけでいくつかプリセットを試してみようと思います。
どうも中央のつまみは0になるっぽいので75%ほどに設定し直しています。






最後に適当にパラメーターを振ってみます。

不思議なリバーブっぽくなりましたね。
オルガン
おまけ程度ですがオルガンでも試してみます。まずバイパス↓



最後に適当にパラメーターを振ってみます。

まとめ
なかなか面白いプラグインだと思います。
フリーズという機能がなかなか癖のあるエフェクトなので使い所が難しいかもしれませんが
幻想的な効果を得たい時にはなかなか使えるプラグインなのではないでしょうか。
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前回のUnited Pluginsの記事はこちら↓
今月のプラグインセール情報をまとめてみました。
よかったら見ていってください。
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