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CD Syrup16g「Les Misé blue」

Syrup16g
Syrup16g音楽
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今回はSyrup16gの「Les Misé blue」について書いていこうと思います。

前回の「delaidback」 はこちら↓

Les Misé blue

昔からの曲をまとめたdelayシリーズですね。

1.I Will Come (before new dawn)

荒々しく歪んだギターで始まるどこか倦怠感のある曲ですね。

この感じは「きこえるかい」を思い出します。あの曲もアルバムの最初でしたね。←武道館ライブの最初の曲でした。

最後のディレイが残響のように残って終わるところがSyrupらしいです。

2.明かりを灯せ

コーラスのかかったギターのアルペジオがどこかふわふわとしていますね。

6/8拍子の穏やかなメロディーがゆったりと続きます。

ギターソロもシンプルなフレーズですが、ボーカルと一緒に鳴っている部分がありますね。ここはライブで再現するのでしょうか。

最後もしっとりとテンポが遅くなっていきギターで締めですね。

3.Everything With You

なんとなく明るいイントロですね。ベースにはコーラスがかかっています。

どこか甘酸っぱい雰囲気の曲となっていますね。

カラッとしたギターの音に憂鬱な歌詞が乗っかっているのがらしいです。

4.Don't Think Twice (It's not over)

このイントロは「Anything for today」を思い出します。

なんかこの曲Aメロで突然早口になるのが面白いですね。

ラストのベースの伸びた音がいい感じ。

5.Alone In Lonely

フィンガーピッキングぽいコーラスのかかったギターのフレーズとベースの柔らかい音が印象的なフレーズです。

こういうフレーズはあんまりSyrupではなかったような。と思ったのですが「Mouth to Mouse」あたりはこんな感じですかね。

ドラムもクローズドリムショットで静かに鳴らしています。

間奏のギターソロはアコギで弾いていますが、ソロだけアコギがでてくるのは珍しいですね。

アウトロのギターはディレイ音だけリバーブがかかっていて右に振っているのかな。

6.診断書

バリッとした豪快な歪のギターではじまるやや軽快な曲ですね。

特に1分50秒あたりがわかりやすいですが、この曲全体的にベースがよく動いていますね。

緩やかに進行するふんわりとした曲ですね。

7.Dinosaur

やや変則的なリズムですね。ちょっと難しくてよくわからないですが7/8拍子が混ざっている?3/4と9/8かも

1分50秒あたりからフランジャーのかかったギターが入ってきますね。

五十嵐さんライブではよくフランジャーを使っているように思います。

ドラムはライドのカップを叩いたり、16分だったりと忙しそうですね。

8.モンタージュ

この曲は6/8拍子ですね。やはりコーラスのかかったギターの音に清涼感があります。

全体的にだらーとした倦怠感のあふれる曲になっていますね。

ソロはベースが担当しています。コーラスのかかった分厚い音ですね。

9.うつして

アコギのジャキッとした音が目立っていますね。マイク録りというよりはピックアップで拾った音でしょうか。

この曲もどんよりとダークなメロディーが印象的です。

最後のギターソロは珍しくタメの利いた熱いフレーズですね。

10.In My Hurts Again

マイナーコードが使われた不穏なイントロですね。コーラスとリバーブがかかって滲んだ音になっています。

こっそりとピアノが入ってるようですね。

Syrupで「ららら~」ていうのは初めて聴いたかも。

「お砂糖とお醤油が奏でる 至高のマリアージュ」というフレーズが面白いですね。

11.In The Air, In The Error

イントロから分厚いアンサンブルで始まる激しめな曲ですね。

2分34秒あたりからのギターとボーカルだけになるパートはリバーブが深めにかかっていて幻想的な感じになっています。

最後はフィードバック音が荒々しい響きですね。

12.Maybe Understood

イントロは速めのギターアルペジオが爽やかな音をしています。

前半はライドを叩いて進行するのですがこのライドの音しっとりとしていていい音ですね。

3分15秒あたりからのボーカルにはディレイが深めにかかっていて暗い洞窟のようです。

最後のギターはサステインがじんわりと残っていますね。

13.深緑の Morning glow

エッジの利いたギターリフではじまる明るめな曲です。なんとなく「ローラーメット」を思い出しますね。

4/4から6/8になって3/4になってと拍子がコロコロ変わる変則的な曲構成となっています。

具体的には最初から39秒あたりまでが4/4でそこから6/8、1分7秒から3/4ですね。1分55秒から4/4に戻って繰り返しです。

最後はゆったりと3/4拍子で柔らかく締めです。

14.Les Misé blue

タイトル曲ですね。アコギの音にキラキラ感があります。

珍しく穏やかで平和な曲調だなと思います。

ギターソロはクリーントーンで素朴に弾いていますね。

後半から「Les Misé blue」としか歌詞がなくなり同じ繰り返しでクールダウンしつつアルバムを締める感じとなっています。

まとめ

全体的に浮遊感と倦怠感のあるふんわりとしたアルバムになっていますね。

ただほとんどでギターの音が同じような感じなのでもっとメリハリがあると良かったなと思います。

コーラスがかかったギターの音は好きなんですけどね。

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コメント

  1. 丘咲 より:

    「きこえるかい」はアルバム「delayedead」の最後の曲かと思います。
    武道館の解散ライブの1曲目に演奏しているので
    もしかしたらそれと勘違いされているのかもしれません。

    失礼しました。

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