今回はMinimal Audioの「Flex Chorus」について書いていこうと思います。

Flex Chorus
Minimal Audio特有のメカニカルなAIをしていますね。
中身は多ボイスに対応したコーラスとなっています。
とりあえずみていきましょう。今回のバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓

通常のコーラスは1ボイスなのですが、このコーラスは2、4、8、12、16、24ボイスから選ぶことができます。

それぞれボイス数を試してみます。





STYLEを押すとGLASSに切り替わります。
SMOOTHは伝統的なコーラスを再現したもので、
GLASSはモダンなコーラスの揺れを目指したものだそうです。

MOD DEPTHでディレイ音を揺らす幅を決めます。


RATEで揺れの速さを決めます。



RANDOMIZEでLFOの動きにランダム性を加えます。


ここから中央のパラメーターに移ります。
WIDTHでコーラス音の左右の広がりをコントロールします。


TIMEはディレイタイムのコントロールです。


FEEDBACKはディレイ音を繰り返す回路に送る量を設定します。


右下にはフィルターがあります。
これはMULTI-BANDとFILTERが選べますが、
MULTI-BANDはエフェクト音の原音部分には白いフィルターがかかり、ディレイ音成分に青いフィルターがかかるモードのようです。
一方、FILTERはエフェクト音全てに一様にフィルターがかかります。


右下にはSOFT CLIP LIMITERがあり、
紫だと特に弱いクリッピング、オレンジだとやや強めにクリッピングがかかります。


主なパラメーターはこれで全てだと思います。
プリセット




ここからはプリセットを試していこうと思います。
1 - ESSENTIALS













ここから2 - SPACES















ここから3 - MULTI-BAND















最後に適当に自分でパラメーターを振ってみます。


アコギ
少しですがアコギでも試してみようと思います。まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓

プリセットから試していきます。






最後に適当に自分でパラメーターを振ってみます。


まとめ
清涼感のあるコーラスプラグインですね。
ボイス数を選べるのと、STYLEによるモード切り替えがとても音作りに役立ちそうですね。
FEEDBACKを上げることでフランジャーのような効果も期待できそうです。
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よかったら見ていってください。
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