PR

Baby Audio – Spaced Outについて

plugin
plugin
記事内に広告が含まれています。

今回はBaby Audioの「Spaced Out」について書いていこうと思います。

Spaced Out

少し特殊なリバーブのようですね。

ぱっと見て、近未来感のあるすっきりとしたUIといった印象があります。

ちなみにこのUIは左上の太陽マークをクリックすることで色が変わります。

とりあえずみていきましょう。

今回のバイパス↓

デフォルトだとこんな感じ↓

WETを100%にしてみます。

↑WET 100%

UIは左に初期反射(ディレイ成分)と右に反響(テイル成分)が配置されています。

まず左の初期反射からみていきます。

ECHOES

↑ECHOES 100% WET 100%

この設定でエフェクト音は初期反射だけになるので音が捉えやすくなるかと思います。

ECHOESのUI中央には4✖️4のシーケンサーがあり、これにより初期反射を配置する方式となっています。

配置した初期反射は◯で表されますが、小さい○と大きな◯の2種類があり

小さい◯はハイカットされたような音量の小さい音が出力されるようです。」

↑小さい◯

上部のMODEではDAWのBPMに対して倍率がかけられるようになっています。

↑MODE 2X
↑MODE DOTTED
↑MODE TRIPLET

左下のINTENSITYにはSUSTAINとFEEDBACKの2つのパラメーターが含まれています。

SUSTAINはシーケンサーの後半にある音の音量を上げる(または下げる)というパラメーターだそうです。

↑INTENSITY SUSTAIN 0
↑INTENSITY SUSTAIN 100

FEEDBACKはディレイの回数を決めるパラメーターですね。

↑INTENSITY FEEDBACK 0
↑INTENSITY FEEDBACK 100

DIMENSIONで左右の広がり効果のオンオフを切り替えます。

ULTRA-WIDEにすると左右の広がり感が付与されます。

↑DIMENSION ULTRA-WIDE

MOTIONは左右のパンニングを行うモードです。

↑DIMENSION MOTION

↑TEXTURE WONKY TAPE

TEXTUREは初期反射音に色付けを行うボタンです。

↑TEXTURE WONKY TAPE
↑TEXTURE LOFI
↑TEXTURE HAZY

REVERSEはリバースディレイを有効にするボタンです。

↑REVERSE ON

FILTERにはハイパスフィルターとローパスフィルターの2つが含まれています。

↑FILTER HPF 10024
↑FILTER LPF 615
↑FILTER LPF 40

SPACE

↑SPACE 100% WET 100%

まず、この設定でエフェクト音はテイル音だけになるのでデフォルト音を確認できます。

上のPROGARMでリバーブの種類を設定できます。(デフォルトはMEDIUM SPACE)

↑PROGARM VACUUM
↑PROGARM SMALL SPACE
↑PROGARM OUTER SPACE

中央の黄色い●を動かすことでLENGTH(リバーブの長さ)の調整と各種エフェクトの付与を行います。

↑LENGTH 100 % LUSH 100 %
↑LENGTH 100 % TRIPPY 100 %
↑LENGTH 100 % ALIEN 100 %
↑LENGTH 100 % COSMIC 100 %

PRE-DELAYでテイル音が出てくるタイミングを遅らせます。

↑PRE-DELAY 50
↑PRE-DELAY 100

STARDUSTはシマーリバーブの効果を付与します。

↑STARDUST 50
↑STARDUST 100

MELLOWはローパスフィルターとハイパスフィルターです。

↑MELLOW LO 10024
↑MELLOW HI 615
↑MELLOW HI 40

CLEAN-UPはリバーブ密度を減らし軽い音にするパラメーターだそうです。(少し変化させたドライ音を混ぜているらしいです)

↑CLEAN-UP 50
↑CLEAN-UP 100

WIDTHは左右の広がりを調整します。

↑WIDTH 50
↑WIDTH 0

MIXER

中央にはMIXERがあり左右の音のレベルを調整するのですが、DUCKERなどもここに存在しています。

DUCKERはドライ音をトリガーにしてウェット音をリダクションするコンプレッサーです。

↑DUCKER 50
↑DUCKER 100

SYNCをオンにするとDAWのテンポの4分音符でダッキングが行われるようになります。

↑DUCKER / SYNC 100

中央にLIFT-OFFというものがありますが、これが複数のエフェクト(EQ、MS処理、コンプレッション等)

を用いることでWET信号を強制的にDRY音に馴染ませるというものだそうです。

↑LIFT-OFF ON

OUTPUTは出力レベルの設定ですね。

最後に、シグナルフローがマニュアルにあったので載せておきます。

プリセット

ここからはプリセットを試していこうと思います。

↑001 BOOMERANG
↑002 REVERSED TEXTURES
↑003 FLANGED BLISS
↑004 BEAUTIFUL RHODES
↑005 TRAP BELL SPICE
↑012 SNARE REVERB
↑021 COMPLEX RHYTHM
↑022 PERCUSSION RHYTHMIZER
↑028 ULTRA WIDE CHORUS - FLIP NIKOLIC
↑049 SNARE DUST BUSTER - TAPTE
↑069 METAL SNARE REVERSE - AS
↑125 PERFECT REPEAT - DRJ

最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。

アコギ

アコギでも試してみます。まずバイパス↓

デフォルト(Wet 100%)だとこんな感じ↓

プリセットから試していきます。

↑014 CLEAN DREAMPOP GUITAR
↑048 GUITAR ACOUSTIC ROLLER - TAPTE
↑050 GUITAR ACOUSTIC VIBE - TAPTE
↑060 BLACKHOLE - KS
↑078 GUITAR REVERSE - JDLC

最後に適当に自分でパラメーターを振ってみます。

まとめ

SPACEというだけあって幻想的なリバーブ音のようですね。

エフェクト類が充実しているので多彩な音作りを行うことができます。

UIは最初はとっつきにくいかもしれませんが慣れるのにはそこまで時間がかからないかと思います。

ショップサイトはこちら↓

今月のプラグインセール情報をまとめてみました。
よかったら見ていってください。

もしよろしければこの記事に値段を付けてください

コメント

タイトルとURLをコピーしました