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Excite Audio – Lifelineについて

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今回はExcite Audioの「Lifeline」について書いていこうと思います。

Lifeline

CompDirtEQFormatModPreRe-AmpSpaceWearWidthの10種類のエフェクトがラインナップされているシリーズです。

まとめて扱うことのできるらしいConsoleExpanseがあるようですが、今回は個別に見ていきます。

まずバイパス↓

アコギのバイパス↓(プリセット用)

Comp

Thresholdを下げてリダクションがかかる値にしてみます。

ちなみにこの状態でMakeupの右上にあるAを押すとオートゲインが適用されるのでそれを利用しています。

↑Threshold -22.0 dB Knee 14.0 dB

上部のAnalogueと書いてあるところでコンプのタイプを変えられるのでそちらを試してみます。

↑Transparent Threshold -22.0 dB Knee 14.0 dB
↑Variable Threshold -22.0 dB Knee 14.0 dB

Analogueと比べるとTransparentはすっきりしていてVariableはコンプ感が強いですね。

プリセット

ここからはプリセットを試していきます。

↑BA Transient Pusher
↑BA Transient Bump
↑BA Transient Flatten
↑CRV Too Much
↑DRM Transients
↑GTR Analogue Smash
↑GTR Bold and Plucky
↑GTR Sweetener

最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。

ここからアコギで試してみます。

↑GTR Analogue Smash
↑GTR Bold and Plucky
↑GTR Rhythm Mate
↑GTR Stereo Squish
↑GTR Sweetener

Dirt

Driveを上げてみます。

↑Drive 50 %
↑Drive 100 %(音量注意)

上部のTubeで歪みの種類を替えます。

↑Tape Drive 100 %(音量注意)
↑Rectify Drive 100 %(音量注意)
↑Fuzz Drive 100 %(音量注意)

Toneで高域成分を調整します。

↑Drive 100 % Tone -100 %
↑Drive 100 % Tone 100 %(音量注意)

下にあるAdv.をクリックするとより細かいパラメーターが出てきます。

Dynamicは歪みによるコンプレッションを軽減し、音量のダイナミクスを確保します。

↑Drive 100 % Dynamic 50 %
↑Drive 100 % Dynamic 100.0 %

Smoothは高域成分の耳障りな要素と強度を減らします。

↑Drive 100 % Smooth 50.0 %
↑Drive 100 % Smooth 100.0 %

上部にあるEffectを有効にすると3バンドのDry/Wetミックスが使えるようになります。

これはGainの設定に変更もできます。

プリセット

ここからはプリセットを試していきます。

↑BA Hot Tape
↑BA Octave Distortion
↑BA Preamp Drive
↑BA Add Harmonics
↑BA Boxy 808
↑BA Top Enhance

ここからアコギです。

↑GTR Big Fuzz
↑GTR Brighter Signal
↑GTR DI Drive
↑GTR Smooth Acoustic
↑GTR Soft Saturation

EQ

こちらもシンプルな4バンドのイコライザーです。

左と右がシェルフまたはハイパス/ローパスで中央2つがベル型ですね。

とりあえず順番に試していきます。

↑Low -24.0 dB
↑Low +24.0 dB
↑L/M BELL -24.0 dB
↑L/M BELL +24.0 dB
↑H/M BELL -24.0 dB
↑H/M BELL +24.0 dB
↑HIGH -24.0 dB
↑HIGH +24.0 dB

上部のGainと書いてあるところでモード切り替えを行うことができます。

適当にEQを設定して比べてみましょう。

↑Gain
↑Vintage
↑Dirty

プリセット

それではプリセットを試していきます。

↑GTR Wider Mids
↑DRM Clean Enhance
↑DRM Kick Snare Boost
↑DRM Tighter Lows

ここからはアコギです。

↑GTR De-Box
↑GTR Low Cut
↑GTR Low Mid Bump
↑GTR Smooth Acoustic
↑GTR Vintage Sparkle
↑GTR Wider Mids

Format

Fomatといえばフォルマントフィルターかなと思うのですがこちらはそうではなくビットクラッシャーのようです。

Crushで音のビットが下がり崩れていきます。

↑Crush 50 %
↑Crush 100 %

上のDegradeをクリックすることで他のモードに切り替えることができます。

↑Resample Crush 100 %
↑Flatten Crush 100 %
↑Washed Crush 100 %

Toneで高域を調整します。

↑Crush 100 % Tone -100 %
↑Crush 100 % Tone +100 %

例によってAdv.にすると新たなパラメーターが現れます。

Noiseによりノイズを付与します。

↑Crush 100 % Noise 50 %
↑Crush 100 % Noise 100 %

Smoothで高域成分の耳障りな要素と強度を減らします。

↑Crush 100 % Smooth 50 %
↑Crush 100 % Smooth 100 %

また、Dirtと同様にMixとGainを3バンドでコントロールできます。

↑Effect
↑Gain

プリセット

ここからはプリセットを試していきます。

↑BA Transient Crush
↑BS Darker
↑DRM Muffled
↑DRM Robo Top
↑DRM Smooth Degrade
↑DRM Transient Dust

ここからはアコギです。

↑GTR Blow Out
↑GTR Character Builder
↑GTR Destruction
↑GTR Droplets
↑GTR Haunted Chorus

Mod

Modというとトレモロ/フェイザー/コーラス/フランジャーかなと思ったのですがどうやらこれはテープの揺れを再現するエフェクトのようです。

WowとFlutterが揺れの名称となっていますが、Wowが1次の揺れでFlutterが2次の揺れのようです。

やや説明するのが難しいのですが、Wowを揺らすとsin xのような波形になり、

その波形を軸にFlutterが揺れを作る感じです。

図で見ると、Wowだけだとシンプルな正弦波ですが(正弦波を選択しているため)

↑Wow Depth 100.0 % Speed 1.0 hz

Flutterを入れるとこの正弦波を中心に正弦波の揺れが加わります。

↑Wow Depth 100.0 % Speed 1.0 hz Flutter Depth 100.0 % Speed 12.0 hz

こちらも上のTapeをクリックするとモードが切り替わります。

↑Vinyl Wow Depth 100.0 % Speed 1.0 hz Flutter Depth 100.0 % Speed 12.0 hz
↑Cassette Wow Depth 100.0 % Speed 1.0 hz Flutter Depth 100.0 % Speed 12.0 hz

Depthの上にある波形のボタンで波形を変更することができます。

↑ノコギリ波(左)
↑ノコギリ波(右)
↑ランダム

SpeedはWowは0.1〜5.0Hz、Flutterは5.0〜30.0Hzまでの範囲で設定すことができます。

プリセット

それではプリセットを試していきます。

↑BA Basic Flanger
↑BA Chorus
↑BA Jet Flanger
↑BA Light Vibrato
↑BA A Little Chorus
↑BS Chorus Soup

↑BS Tasty Chorus
↑CRV Extra Chorus
↑CRV Nostalgia Vibrato

ここからはアコギです。

↑GTR Gentle Flange
↑GTR Simple Vibes
↑GTR Thick Sauce
↑GTR Unstable Vibrato
↑GTR Wide Chorus

Pre

プリアンプのモジュールですね。

Low Endでハイパスフィルターがかかります。

↑Low End 500.0

Driveで歪みが加わります。

↑Drive 10.0 dB
↑Drive 20.0 dB(音量注意)

上のBrightでモード切替が行えます。

↑Warm Drive 20.0 dB(音量注意)
↑Dark Drive 20.0 dB(音量注意)

下にあるPushとPullが重要なようで、歪みのつく帯域に偏りを作ることができるそうです。

↑Drive 10.0 dB Push 100.0 %

Pullはゲインを下げて帯域のカーブを戻すとありますが要するにオートゲインと同じような効果かなと思います。

↑Drive 10.0 dB Push 100.0 % Pull 100.0 %

真ん中上のBias、Q、Shapeはこのフィルターの形状を操作するようです。

Biasはハイまたはローにフィルターの形に偏りを作ります。

↑Drive 10.0 dB Push 100.0 % Pull 100.0 % Bias -100.0 %
↑Drive 10.0 dB Push 100.0 % Pull 100.0 % Bias 100.0 %

Qはフィルターの勾配を設定します。

↑Drive 10.0 dB Push 100.0 % Pull 100.0 % Q 100.0 %

Shapeは曲線のピーク間の距離を設定します。

↑Drive 10.0 dB Push 100.0 % Pull 100.0 % Shape -100.0 %
↑Drive 10.0 dB Push 100.0 % Pull 100.0 % Shape +100.0 %

プリセット

ここからはプリセットを試していきます。

↑BA Bright Push Pull
↑BA Low Focus
↑BA Neutral Drive
↑BA Too Hot
↑BS A Little Flavour
↑BS Chunky Fuzz
↑BS Magic Boost

ここからはアコギです。

↑GTR Acoustic Magic
↑GTR Brightening Up
↑GTR DI Magic
↑GTR Grunge Driver(音量注意)
↑GTR Weighted MS

Re-Amp

Re-Ampというと一度録音した音をアンプから再度再生し録音し直す作業のことですが、

これをシュミレートするものだと思います。

まずMixを100 %にしてみます。

↑Mix 100 %

Ageで信号を劣化させるとあります。

↑Age 50 %
↑Age 100 %

上のDviceでアンプの種類を替えることができます。

↑Cabinet
↑Monitors
↑Vintage

こちらもAgeを100 %にしてみます。

↑Cabinet Age 100 %
↑Monitors Age 100 %
↑Vintage Age 100 %

Toneで高域を調整します。

↑Tone -100 %
↑Tone 100 %

例によってAdv.をクリックすることで新たなパラメーターが現れます。

まず、Speakerは1と2があり仮想スピーカーのサイズを選択するものです。(2の方が大きい)

↑Speaker 2

左右にはマイクの設定があり、Closeがオンマイク、Roomがオフマイクとなっています。

それぞれ距離を動かすことができ、Blendでミックスすることができます。(Closeは0〜2.00m、Roomは3.0〜13.0m)

↑Close 2.00 m
↑Room 13.0 m
↑Close 2.00 m Room 13.0 m Blend 50/50

SignalタブにはDriveとBass Throughのパラメーターがあります。

Driveは歪みを付与するものでBass Throughは低域のみエフェクトをかけないパラメーターですね。

↑Drive 50.0 %
↑Drive 100.0 %
↑Bass Through 500 hz
↑Bass Through 1000 hz

あとは上部に3バンドで設定のできるEffectまたはGainがあります。(他のにもついているのと同様のものです)

プリセット

ここからはプリセットを試していきます。

↑BA Aged
↑BA Quick Cabinet
↑BA Quick Lo-fi

↑BA Simple Drive
↑BA Simple Mic Setup
↑BS 808 Depth

↑BS Vintage Effect
↑BUS Reverb Re-Amp

ここからはアコギです。

↑GTR Classic Cabinet
↑GTR DI Magic
↑GTR Full Depth
↑GTR Live Feel
↑GTR Practice Amp

Space

Spaceはリバーブのモジュールですね。まずMixを100%にしてみます。

↑Mix 100 %

Timeでリバーブの長さを調整します。

↑Time 3.75 s
↑Time 7.50 s

Hallでリバーブの種類を替えられます。

↑Plate Time 7.50 s

↑Spring Time 7.50 s

↑Slap Time 7.50 s

TONEで高域を調整します。

↑Time 7.50 s Tone -100 %
↑Time 7.50 s Tone 100 %

他と同様にAdv.で細かいパラメーターを表示させます。

Predelayでリバーブ音がでるタイミングを後ろにずらします。

↑Time 7.50 s Predelay 50.0 ms
↑Time 7.50 s Predelay 100.0 ms

Sizeで仮想空間の大きさを調整します。

↑Time 7.50 s Size 0.0 %

↑Time 7.50 s Size 100.0 %

Stereoで左右の広がりを調整します。

↑Time 7.50 s Stereo 50.0 %
↑Time 7.50 s Stereo 0.0 %

Duckでリバーブ音をリダクションします。

↑Time 7.50 s Duck 50.0 %
↑Time 7.50 s Duck 100.0 %

あとは中段にLo/Hi passフィルターと上部に3バンドのEffect/Gainコントロールがあります。

プリセット

ここからはプリセットを試していきます。

↑BA Large Plate
↑BA Large Room
↑BA Simple Spring
↑BA Small Room
↑BA Versatile Hall

↑BS Added Dimenasion
↑BS Metalic Edge
↑BS Rich Plate

ここからはアコギです。

↑GTR Classic Plate
↑GTR Ethereal Wash
↑GTR Just Practising
↑GTR Lo-fi Spring
↑GTR Sunburnt

Wear

どうやらテープシュミレーター及びノイズシュミレーターのようです。

Ageを上げると時間経過による音の劣化を再現するそうです。

↑Age 50.0 %
↑Age 100.0 %

Artefactsはノイズを混ぜるパラメーターで、Speedによりその頻度を調整します。

↑Artefacts Gain 100.0 % Speed 50.0 %
↑Artefacts Gain 100.0 % Speed 100.0 %

Dropoutsは音が再生されない部分を作り出すもので、Speedでその頻度を調整します。

↑Dropouts Gain 100.0 % Speed 50.0 %
↑Dropouts Gain 100.0 % Speed 100.0 %

Noiseタブではノイズをミックスすることができます。

AMP、HUM、MECH、DUSTの4種類をそれぞれ音量を決めて混ぜることができます。

↑AMP
↑HUM
↑MECH
↑DUST
↑AMP HUM MECH DUST

下のパラメーターはノイズをAttack、Sustain、Releaseでコントロールするものです。

CONSTANTは常にノイズを出すというモードですが、これもASRが反映されていてSustainの値によってはオーディオを再生した時にレベルが大きくなるという設定ができます。

↑CONSTANT

DACKEDは音量レベルが大きい時にノイズレベルを下げるモードです。

↑DACKED

DACKEDは入力音が来た時にノイズを出すモードです。

↑DACKED

TRIGGERはDACKEDと同様、入力音に合わせてノイズを出しますモードですが、原音をミュートしノイズのみが出ます。

↑TRIGGER

プリセット

ここからはプリセットを試していきます。

↑BA Dynamic Dust
↑BA Light Crackle
↑BA Mechanical Driver
↑BA Tape Saturate
↑BA Tremolo Drops
↑BS Bass Driver

ここからはアコギです。

↑GTR Breaking Up
↑GTR Memories
↑GTR Stereo Drops
↑GTR Tape Grime
↑GTR Texture Crackle

Width

音を左右に広げるプラグインですね。

Stereoで左右の広がり度合いを決めます。

↑Stereo 50 %
↑Stereo 100 %

Haasをクリックすると他の広げ方を選択することができます。

↑Mid/Side Stereo 50 %
↑Mid/Side Stereo 100 %(原音がモノラルでMid成分しかないため音が消えます)
↑Detune Stereo 50 %
↑Detune Stereo 100 %
↑Mono Stereo 50 %
↑Mono Stereo 100 %

Monoはステレオ音源をモノラル化するモードなのでモノラル音源に対しては意味がないようです。

Toneで高域成分を調整します。

↑Stereo 100 % Tone -100 %
↑Stereo 100 % Tone 100 %

次はAdv.で現れるパラメーターを見ていきます。

Balanceで左右にPanを振ります。

↑Stereo 100 % Balance 100 L
↑Stereo 100 % Balance 100 R

Bass Monoで低域のみモノラル化します。

↑Stereo 100 % Bass Mono 320 hz

上部には他と同様に3バンドでEffectとGainをコントロールするグラフがあります。

プリセット

ここからはプリセットを試していきます。

↑BA Boost the Sides
↑BA Chorusing
↑BA Full Width
↑BA Keep Bass Mono
↑BS Spectrums
↑BUS Narrower Reverb
↑BUS Wild Reverb
↑CRV Brittle Chorus

ここからはアコギです。

↑GTR Full Width
↑GTR Funky Chorus
↑GTR Lo-fi Detune
↑GTR New Colour
↑GTR Stereo Pair

まとめ

どれもシンプルに、手早く使うことのできるプラグインかなと思います。

ですが、意外とできることは多く作られているので扱いやすい印象があります。

セール時は割と安価に手に入るので初心者の方がエフェクトの使い方を覚える用にいいのではないでしょうか。

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