今回はLeapwing Audioの「LimitOne」について書いていこうと思います。

LimitOne
比較的シンプルなリミッターですね。
クリッピングのパラメーターもあるのでクリッパーとしても使えるようです。
ちなみにシグナルフローは次の図のようになっているそうです。

とりあえず見ていきましょう。今回のバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓

まず、中央上にあるDRIVEは前段にあるブーストのパラメーターです。



CEILINGで出力レベルの最大値を決めます。


DRIVE 10 dBと組み合わせるとこんな感じ


CLIPPINGでクリップさせ、歪みを加えます。
デフォルトだとクリップするレベルにならなかったのでDRIVEを15.0 dBにして試してみます。


STELEO LINKでは左右で別々のリダクションをするのかどうかを決定します。
値を高くするほど同じリダクションが適用されます。


TILTは前段にあるチルトEQです。
左に回すと低域が強調され高域が減衰し、右はその逆です。


下段にはDITHERがついています。




最後にですが、アナライザーはSPECTRAMモードを選択することもできます。


プリセット


ここからはプリセットを試していこうと思います。







最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。

ベース
ベースでも試してみます。まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓

プリセットから試していきます。

自分で適当にパラメーターを振ってみます。

アコギ
アコギでも試してみようと思います。まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓

プリセットから試してみます。

自分で適当にパラメーターを振ってみます。

ピアノ
最後にピアノで試してみます。まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓

プリセットから試してみます。

自分で適当にパラメーターを振ってみます。

まとめ
かなり自然に音圧を稼ぐことのできるリミッターだと思います。
クリッパーで歪みを加えることもできるのでトラック用途でも使えそうですね。
ただ、すべてのリミッター/マキシマイザーに言えることですが音の減衰する部分はオートメーションを書くなりしないと音が揺れてしまいますね。
気をつける必要がありそうです。
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