今回はEventideの「Spring」について書いていこうと思います。
Spring
その名の通りスプリングリバーブを再現したリバーブプラグインですね。
スプリングリバーブといえばギターアンプについていることが多いですが、
それを意識してか黒め(紺色かな)なインターフェイス担っています。
というわけで今回のバイパスはこちら↓
デフォルトだとこんな感じ↓
使い方
左上はVERB MIXとDECAYで基本的なリバーブのパラメーターですね。
DECAYはリバーブタイムで0.00Sから20.0Sまで設定できます。
TENSIONはバネの張りの強さですね。
右に回すと張りが弱くなるので揺れが大きくなりなり左に回すと張りが強くなって揺れが小さくなります。(逆かと思ったのですがこれで合っているようです)
NUM SPRINGはスプリングの数を選択するもので、1〜3の間から設定します。
DAMPのLOWとHIGHはハイパスフィルターとローパスフィルターですね。
左に回すほどカットされていきます。
中段左のTANKはスプリングリバーブユニットの大きさを選択するボタンです。
SMLが小さいユニットでLRGが大きいユニットですね。
この状態でTENSIONを100にしてみます。
より違いがわかりやすくなったかなと思います。
中段の他のパラメーターはその他のエフェクト(主にモジュレーション)に関わるものとなっています。
スプリングリバーブにトレモロがついているのも実際のアンプ(Fender等)を想定しているのかもしれませんね。
INTENSITYで音量の揺れ幅を、SPEEDで揺れる速さを調整するわけですが、
PREまたはPOSTでトレモロの位置を設定できます。
PREにするとDry音にトレモロがかかりその後リバーブユニットを通過するのでDry/Wet共にトレモロがかかったようになりますが、
POSTにするとリバーブユニットに入ってからWet音にのみトレモロがかかりDry音とMixされます。
SPEEDは0.5Hz〜20.0Hzの間で設定することができます。
MOD LEVELはコーラスのエフェクトレベルを操作するようです。
RESONANCEはDAMP HIGHで設定した周波数のあたりに金属的な響きを加えるパラメーターだそうです。
あとはH9シリーズお決まりのRIBBON(中央下のうねうねした白い棒)で予め設定した複数のパラメーターを同時に動かすことができます。
パラメーターの円の上にある白い点をドラッグすることで範囲を設定することができます。
エレキギター
スプリングリバーブといえばエレキギターだと思うのでいつものギターで試してみます。
まずバイパス↓
デフォルトのMIXを上げたもの↓
少しいじってみます。
MOD LEVELを上げるとこんな感じ↓
適当にプリセットから
プリセットにはトレモロを使ったものが多いですね。
まとめ
なかなかスプリングリバーブを再現できているプラグインリバーブだと思います。
スプリングリバーブが欲しい時に十分使える内容になっているのではないでしょうか。
ショップサイトはこちら↓
前回のEventideの記事はこちら↓
今月のプラグインセール情報をまとめてみました。
よかったら見ていってください。
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