今回は中田裕二さんの5thアルバム「LIBERTY」について書いていこうと思います。
前回の「BACK TO MELLOW」はこちら↓
LIBERTY
いつもよりも歌謡曲っぽくなりましたね。
1.WOMAN
最初に聴いたときは陽気なマリンバっぽいシンセの音にちょっとびっくりしましたね。
全体的にブラックミュージックぽいです。
左のカッティングギターの音が軽いところがいいですね。
ギターソロはスローなフェイザーがかかっている?
2.KILL YOUR SMILE
エレピと打ち込みのフレーズがスローテンポなのにスピード感ありますね。
コーラスのかかったギターのアルペジオがきれいです。
サビのメロディーは一見地味なんですが、慣れてくるとつい口ずさんでしまいますね。
ギターソロはやや速めで鋭い音をしているところがいいですね。
3.en nui
ストリングスとピアノのアレンジが耳を引く短調な曲ですね。
明治っぽい雰囲気をちょっと感じます。
「パララ パララ」という雨の音の擬音語が入っているのが印象的ですね。
そしてアウトロがとても長いです。
4.SO SO GOOD
ベースのイントロが印象的ですね。ホーンの派手な音も目立っています。
オルガンの揺れた音も入ってる朗らかな曲ですね。
ギターソロはクリーントーンで温かいフレーズです。
5.リボルバー
コンガのような音のイントロが印象的です。フルートも目立っていますね。
メインはエレピとオルガンですね。カッティングギターも地味にテクニカルです。
ソロはエレピとフルートですね。テクニカルなフレーズです。
6.とまどい
ストリングスとピアノの音がちょっとレトロですね。
落ち着きのある昭和を感じる曲だと思います。
ドラムのライドシンバルが良い働きをしていますね。
こちらもソロはフルートなんですね。
7.MUSK
アコギのカッティングから始まるちょっと怪しげな曲ですね。
ギターの単音リフが印象的です。このアルバムの中ではギターが目立つ曲かなと思います。
ギターソロはユニヴァイブみたいな音してますね。
8.ヴィーナス
ギターリフが中心な曲ですね。
ギターソロはフェイザーが深くかかっていますね。
「僕の為にプリセットして 誰にも構わず 変化し続けて」というフレーズがお気に入り。
プリセットという音楽機材でよく使う言葉が入っているのが面白かったり。
9.朝焼けの彼方に
ピアノがメインなしっとりとしたバラードですね。
ボーカルにリバーブがかかっているのがよくわかります。
ソロはエレキギターの伸びのある音ですね。
「ふたつの星は巡って 近づき やがて はぐれた
互いの光を燃やして 流れ去った」
という歌詞を読むと朝焼け始めのイメージですね。
10.月の恋人たち
ピアノと柔らかなギター、ホーンの音が入る明るい曲ですね。
Aメロはギターが裏打ちカッティングです。
サックスソロが陽気ですね。この曲が最後の曲でもなんかしっくりするかもです。
11.STONEFLOWER
キーボードの怪しげなフレーズとワウのかかったギターが特徴的なイントロですね。
そしてストリングスの音がとてもシリアスな雰囲気を出しています。
ワウとリバーブの効いたギターソロが面白いですね。
ラストはストリングスのキリキリとした音で締めです。
まとめ
最初はかなりの変化に戸惑いましたが、慣れるととてもいいアルバムだと思います。
その分色の強いアルバムだと言えますね。
ずいぶん思い切ったなあと思います。
次回の「thickness」はこちら↓
今月のプラグインセール情報をまとめてみました。
よかったら見ていってください。
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