Pro toolsのマスタートラックフェーダーに関するちょっとしたメモです。
ポストフェーダー
Pro toolsのマスターフェーダーはプリフェーダーではなくポストフェーダーになっています。
ようするに、
各トラック → フェーダー → インサート → output
の流れになっています。
フェーダーのポスト(後)にインサートがあるんですね。
なんだか逆のような感じがしてしまいますがこうなっているらしいです。
つまり、インサートにコンプやリミッターが挟まっている場合、
プラグインの設定次第ではありますが、オーバーコンプになるだけで音量が
大して変わらないなんてことになったりします。
対策
オーバーコンプを狙う場合はこれでいいのですが、
最終出力をフェーダーでコントロールしたい場合は、図のように
各トラック → マスターフェーダー → マスターバス
の流れにする必要があります。
この場合は各トラックを適当なバスに設定(今回はBus1-2)
マスターフェーダーのインプットをBus1-2に、アウトプットをBus3-4
マスターバスのインプットをBus3-4、アウトプットを最終出力にしています。
バストラックのフェーダーはプリフェーダーなので、
各トラック → マスターフェーダー → マスターフェーダーのインサート →
マスターバスのインサート → マスターバス → output
の流れになります。
マスタートラックのフェーダーはプリかポストか選べるようにしておいてほしいですね~
追記(2019/12/22)
ちなみにですが、Pro toolsのマスタートラックは「トラック」から「新規」を選んで、
オーディオトラックをマスターフェーダーに変更
することにより作ることができます。
あとは、ステレオを選択するのがおすすめです。
今月のプラグインセール情報をまとめてみました。
よかったら見ていってください。
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