今回はdownyのアルバム「無題(6th)」について書いていこうと思います。
前回の「無題(5th)」はこちら↓
無題(6th)
青い波打った模様がミステリアスなジャケットですね。
前回と一転してちょっと冷ややかな感じです。
1. 凍る花
いきなりシンセからはじまって不規則なドラムのイントロです。
メインは3/4と4/4の変拍子でしょうか。
珍しく普通のギターカッティングをしているようですね。
2.檸檬
この曲も変拍子ですね5/4か9/8っぽいですがちょっとわかりにくいです。
それにしてもギターの音がものすごいです。
最後は珍しくボーカルだけになって終わります。
3.海の静寂
イントロの複音ベースがゆったりと怪しい感じでいいですね。
右から聴こえるテケテケギターはなんとなく昭和ジャズを思い出します。
サビはライドシンバル叩きまくりですね。
ラストはイントロと同じベースのフレーズで締めます。
4.色彩は夜に降る
ドドンタドドンタとドラムの慌ただしい曲ですね。
ギターの音も怪しさ満点です。
Aメロちょい前から聴こえてくるのはシンセの音ではと思うのですがギターかどっちでしょうね?
ボーカルにはショートディレイがかかっているような?
5.親切な球体
いきなりベースのごりごりフレーズで始まりますね。
サビのアルペジエーターみたいな音もギターなんでしょうか?
それにしてもいつもどおりギターの音がおどろおどろしいです。
間奏の後半でカチカチなっているのはエフェクトシンバルなんでしょうか。
6.孤独旋回
珍しくドラムのフェードインで始まりますね。
イントロのベースとドラムがとても複雑です。ギターもなんだかピアノの音のようですね。
右はリングモジュレーターのかかったギターのアルペジオっぽいです。
7.「 」
なんだかシンセを鳴らしたような音ですが、青木裕さんのギターなんですよね。
たぶんこれもリングモジュレーターだと思います。
バックのふわふわとした音がきれいですね。
8. 乱反射
テンポ早めの忙しい曲ですね。
ベースのリフが印象的です。ギターはコーラスがかかっている?
間奏はドラムがとても目立ちますね。途中からはベースの降りていくフレーズが際立っています。
最後一回ドラムが戻ってきて終わりですがディレイが効いていて余韻を残していますね。
9.翳す、雲
ところどころでてくる「ひゃーひゃー」ってい音はどうやって作っているんでしょうね?
リバースディレイでもこんな感じにならないような・・・
ビービーっていってる音が機械音みたいですね。これまた不思議。
アルバムの最後はちょっとしっとりとした曲ですね。
まとめ
前回から引き続きアルバムからボーカルの音量が大きくなっています。
そして口数も多いですね。
楽器はドラムの音の配分が大きいような?
ですが今回の曲の雰囲気は昔っぽいかなと思います。
青木ロビンさんが「このアルバムは炎を氷で閉じ込めたようなアルバムにしたかった。」
といっていましたがだいたいそんな感じですね。
このアルバムが青木裕さんの最後のdownyになってしまいましたね・・・
青木裕さんのギターっぽくないギターが大好きでした。
心からご冥福をお祈りします。
次回の「無題(7th)」はこちら↓
今月のプラグインセール情報をまとめてみました。
よかったら見ていってください。
コメント