今回はEventideのInstant Phaser MKIIについて書いていこうと思います。
Instant Phaser MK II
インスタントと書いて有りながら多機能なフェイザーですね。
パラメータ
最初に今日のバイパス↓
まず、右上で全体のフェイザーの音色といいますか、深いモードと浅いモードを選択します。
ステレオモードのみWideがあります。
今回はDeepモードを基準にしていきます。
中段
中段には揺れの深さを決めるDepthと揺らし方を4種類から決める選択モードがあります。
OSCILLATORはLFOで揺らすモードのようです。
これはRATEを0.01Hzから20.0Hzまで設定することができます。
はやくするとめちゃくちゃですね。
右のENVELOPE FOLLOWERは入力音の強さで揺れを決めるモードです。
THRESHOLDで閾値を決めてRELEASEで揺れ始めるまでの長さを決めているようですが
短すぎると揺らす長さが短すぎて音が揺れずに、
長すぎるといつまでも揺れないという結果になりました。
こんな感じがちょうどいいかなと思います。
このモードはなかなか斬新で面白いですね。
ちなみにこのモードのみ下のサイドチェインを使うことができるそうです。
ちなみに左のREMOTEはキーボードのモジュレーションホイールに割り当てて揺らすモードで、
真ん中のMANUALは手動やオートメーションで揺らし方を決めるモードです。
下段
下段は主にフェイザーの音色に関わるパラメータです。
INPUTとOUTPUTも備えてあります。
AGEは経年変化をシュミレートするパラメータのようですね。
AGEを上げるとごわごわとした感じになりますね。下げるとなめらかです。
FEEDBACKは位相をずらす回路を何回通すかというパラメータですね。
フィードバックを上げるとえぐい音になりますね。
SYNCはおそらく位相のねじれの場所をスタートに戻すボタンかなと思います。
どうもSYNCボタンがONの時のがギターエフェクターで言うところのRATEっぽくなるようですね。
まとめ
かなり多機能なフェイザーだと思いますが、シンプルに使いたい時は
SYNCオンのOSCILLATORモードにしてDEPTHとRATEと音色を決めてぱっと使うこともできますね。
Wideモードの広がりとENVELOPE FOLLOWERが効果音として使えるんじゃないかなと思います。
フェイザーはどうしても飛び道具なので使う頻度は少なくなりがちですが、
いざという時にあると面白いエフェクトだと思います。
ショップサイトはこちら↓
Eventide - Instant Phaser Mk II
今月のプラグインセール情報をまとめてみました。
よかったら見ていってください。
コメント