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Purple Audio – MC77について

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今回はPurple Audioの「MC77」について書いていこうと思います。

MC77

見るからに1176系のFETコンプレッサーですね。

インターフェイスはPurple Audioと言うだけあって紫になっています。

ちなみにステレオだとステレオ用のインターフェイスに変わります。

M/Sモードに対応していて、MONOMAKERつまみとSTEREO WIDTHつまみがアクティブになりますね。

とりあえずモノラルから見ていきましょう。

スネア

例によってスネアで試してみます。

まずバイパス↓

デフォルトだとこんな感じ↓

少しだけ調整するとこんな感じ↓

このパラメーターのまま、RATIOだけ変えてみます。

↑RATIO 8
↑RATIO 12
↑RATIO 20

HOLDボタンを押すと複数の組み合わせができるようになります。

↑RATIO 4と12
↑RATIO 8と20

全押しだとこんな感じです。

↑RATIO 全押し

個人的には4と12くらいがちょうどいいかななんて思います。

割とRELEASEのパラメーターが鍵でこれを動かすことで結構変化が出ます。

↑RELEASE 1
↑RELEASE 7

RELSEASEが長いほど音が激しくなりますね。

ちなみにHEADROOMパラメーターは歪みやすさと言いますか、出力の上限をコントロールします。

HEADROOMを低くすると歪みやすくなって音量が下がり、上げると歪みにくくなり音量が上がる感じですね。

↑HEADROOM -12dB
↑HEADROOM +12dB

と言う感じで歪みの量をコントロールできます。

ドラムバス

次にステレオのドラムバスで試してみましょう。

まずバイパス↓

そしてデフォルト↓

今回はちょっと控えめにこんな感じにして見ました。

M/Sモードにしてみます。

↑M/S

MONOMAKERはモノラル化する周波数をコントロールするつまみですね。

低域から順にかかっていきます。

次にSTEREO WIDTHを回してみます。

↑STEREO WIDTH 0%
↑STEREO WIDTH 400% (音量注意)

FETコンプレッサーをステレオバスにかけることはあまりないかもしれませんが

なかなか気の利くパラメーターが揃っていますね。

アコギ

最後にアコギにちょっと試してみます。まずバイパス↓

次にデフォルト↓

なんとなくこんな感じがいいかなあなんて思います。

全押しだとこんな感じ↓

なかなかアコギにも使えるかなと思います。

まとめ

割と素直な音をしているので使いやすいかなと思います。

パラメーターも基本的なところが充実していて気が利いていますね。

評判が良かっただけはあるのではないでしょうか。

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