今回はDream Theaterの9thアルバム「Systematic Chaos」について書いていこうと思います。
前回の「Octavarium」はこちら↓
Systematic Chaos
信号に蟻がたかっているちょっと気持ち悪いアルバムジャケットですね。
青信号の奥にあるマークはDream Theaterのマークでしょうか?
1.In the Presence of Enemies - Part I
のっけからテクニカルなリフとギターソロですね。ソロのフレーズはなんだか熊蜂の飛行っぽいです。
曲はなかなかヘビィな感じですね。ギターの音がいつもより低域寄りのような気がします。
キーボードの音が部分部分で使い分けられていて工夫が感じられますね。
2.Forsaken
こちらもヘビィなリフではじまりますね。Aメロはなかなかシリアスな雰囲気です。
曲調はわりとスタンダードなロックバラードって感じですね。
二回目のAメロでのハーモニクスを絡めたリフがテクニカルです。
ラストのピアノはマイナーコードのアルペジオでもの悲しげですね。
3.Constant Motion
Dream Theaterっぽい変則的なリフが特徴的な曲です。
ギターの音がいつもよりドンシャリな感じがしますね。
Bメロのリフだけフレーズが早くておもしろいです。メロディーは勢いがある感じですね。
この曲はシンセソロが聴きどころです。めちゃくちゃ弾きまくっています。
4.The Dark Eternal Night
ちょっとへんてこなギターリフがおもしろい曲ですね。
Aメロのボーカルには歪みがかかっていますがこれはポートノイさんの声でしょうか?
間奏の途中でピアノのみになるところはルーデスさんの色が出ていると思います。
ギターソロはハーモナイザーを使っているような音が少しありますね。
ラストはワーミーを使っているのか音がかなりうねっていてカオスです。
5.Repentance
いきなりThis Dying Soulのリフではじまりますね。
途中から入ってくるシンセはトレモロがかかっていて音が揺れています。
暗い雰囲気のまま続くダウナーな曲ですね。途中にはDream Theaterでおなじみの喋り声が入ってます。
6.Prophets of War
最初のシンセ音を聴いているとMuseの「Knights Of Cydonia」を思い出しますね。
大勢でのコーラスが入ってくるあたりもMuseのこの曲っぽいです。
Aメロは珍しくドラムが16ビートを刻んでいて4つ打ちでダンサンブルな感じですね。
この曲は全体的にMuseっぽいです。
7.The Ministry of Lost Souls
イントロはなんだか昔の歌謡曲っぽいフレーズですね。
Aメロのアルペジオはアコギにコーラスをかけた音でしょうか?
曲の大筋はスローなバラードといったところですね。
間奏は各パートがやりたい放題やるDream Theaterらしいソロ回しになっています。
8.In the Presence of Enemies - Part II
イントロはピアノのリバースディレイみたいな怪しい音で始まりますね。
16分という長尺なのでいろいろな要素が詰まっています。
中盤から延々と続くギターソロとキーボードソロはやっぱりDream Theaterの醍醐味ですね。
1曲目のPart IIなので1曲目の熊蜂の飛行みたいなソロが再び入ってきたりもします。
ラストはシンバルの鳴らし方がこれまた壮大な感じですね。
まとめ
いつもよりヘビィな内容になっていると思います。
ただ、なんとなく曲の展開もリフも前作ほうがキレがあったような気がします。
ギターの音が低域寄りになったのでなんだかのっぺりした音に聴こえてしまいますね。
ここらへんは好みなんでしょうか。
次回の「Black Clouds & Silver Linings」はこちら↓
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