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CD GRAPEVINE「新しい果実」

GRAPEVINE
GRAPEVINE音楽
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今回はGRAPEVINEの17thアルバム「新しい果実」について書いていこうと思います。

前回の「ALL THE LIGHT」はこちら↓

新しい果実

暗い中に果物が描かれたジャケットがなかなかシックですね。

絵画のようにも見えます。

1.ねずみ浄土

コーラスと一緒にボーカルで入るゴスペル風の開幕ですね。

音数少なめに進行するので緊張感があります。

ギターはファズが強烈にかかっていますね。Fuzz FactoryのGateを使えばこんな感じになりますが実際どのファズを使っているのでしょうか。

うっすらと入っているシンセの音が柔らかくて幻想的です。

終盤はライドの連打がきれいに響いていいますね。

2.目覚ましはいつも鳴りやまない

リバーブのかかったギターのフレーズではじまる軽快な曲ですね。

途中から入ってくるドラムがいい音で録音できています。(特にバスドラム)

間奏はシンセソロからワウのかかったギターソロにつながる感じでしょうか。

ゆったりとちょっと気怠い感じのGRAPEVINEらしい曲調だと思います。

アウトロのシンセはぶよぶよとしていて耳に残りますね。

3.Gifted

ヘヴィーなドラムから始まるややメランコリックな曲です。

ギターはシングルコイルらしくジャキジャキとした音をしていますね。

サビはクラッシュシンバルの連打とディレイのかかったギターで音が分厚くなっていますね。

間奏のギターソロはクリーントーンにディレイがよくかかっていてアンニュイなフレーズが際立っています。

4.居眠り

ヴィブラート(エフェクターの方)がかかったふにゃふにゃなギターの音が印象的です。

2回目のAメロにはエレピ(違うかも)の音が入ってきますね。ガラスを割ったときのような音をしています。

ギターソロもヴィブラートがかかっていて酔いそうな音をしていますね。

ラストはギターだけになる哀愁のある終わり方です。

5.ぬばたま

ピアノメインのイントロがなにかもの悲しげですね。

サビはコーラスが深めにかかったギターの音に清涼感があります。

間奏は右のギターがかなり重たい音をしていますね。

最後のサビ(2分50秒)あたりに入っているシンセの音がうねっていてサイケで綺麗な音をしています。

最後はピアノとボーカルのみとなりしっとりと締めです。

6.阿

これなんて読むのかなと思って調べてみたのですが「くま」でいいのかな。

イントロはピッチシフターディレイがかかったキラキラとした音が面白いですね。そしてベースの音が重たいです。

Bメロのざっくりとしたギターカッティングがいい音をしています。

のっそりとロックなナンバーですね。

7.さみだれ

最初はややアンニュイに始まりますがサビは暖かいメロディーになるどこか優しい曲ですね。

ギターソロはシンプルな音にシンプルなフレーズとなっていて曲に合っています。

ただ、その後はディレイの発振音がうごめいていますね。

キーボードはオルガンの音が選ばれているのがポイントです。

8.josh

シンセのアルペジエーター(同じ音)のフレーズがなかなか強烈です。

ギターもギラッとした音をしていてなんだかディスコミュージックのような感じですね。

16分のハイハットの刻みも音が立っています。

ラストのシンセのフレーズもノリがいいですね。

9.リヴァイアサン

シンプルなギターカッティングとドラムがややアップテンポで入ってくる骨太な曲ですね。

このアルバムでは少なめな爽快感のある曲だと思います。

この曲もギターソロはシンプルに弾いています。

その後に入ってくる謎の声はいったい・・・

10.最期にして至上の時

ピアノの音がしっとりと入ってくる暗めなイントロです。

この曲もサビはヴィブラートのかかったギターが入ってきますね。

2分50秒あたりからの間奏は各フレーズ色々とやっている感じです。右のギターのアルペジオとハイハット、シンセのグニャッとした音がメインかなと思います。

アルバムの最後にしっとりとクールダウンな曲をもってきた感じでしょうか。

まとめ

全体的に憂いを帯びたアルバムになっているような気がします。

やっぱりヴィブラートのかかったギターが印象強いですね。

その他にもエフェクターをうまく使った音が多いように思います。

初回限定版にはライブ音源が2CD分ありました。なかなか豪華ですね。

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