今回はBrainworxの「ACME Audio Opticom XLA-3」について書いていこうと思います。
ACME Audio Opticom XLA-3
インターフェイスは緑の色がくすんでいて暖かい感じですね。
分類としては光学式コンプレッサーのプラグインとなります。
というわけで早速みていきましょう。今回のバイパス↓(いつもの)
とりあえず入れただけ↓
パラメーター
パラメーターはとてもシンプルでINPUT、OUTPUT、RESPONSE、DRY/WET MIX、AMP OUT IN、NOISEの6つだけ。
DRY/WET MIXのつまみはどこにあるのかわかりにくいですが、GAIN REDUCTIONメーターの下に小さくあります。
NOISEを上げるとサーというノイズが聴こえるようになります。
ノイズが欲しい時には上げればいいと思いますがあんまりそういう場合はないような気がするので-∞dBにしておくのがいいかなと思います。
この状態から少しINPUT GAINを上げてみます。
なかなかクリーミーな音ですね。
RESPONSEではアタックとリリースのパターンをFAST、NORMAL、SLOWから選択するようですが、これは倍音付加にも関わっているらしいです。
NORMALは標準的なアタックでリリースは早め、リダクションが深くなるにつれて300Hz未満の帯域に歪みが付加されるようです。
FASTがアタック、リリース共に早めで倍音付加も強く、特に3kHz未満の帯域がいつも歪んでいる状態になるらしいです。
ちょっと歪みが強すぎるかもですね。
SLOWはリダクションが深めの時にアタックが標準的な範囲までで早くなり、中程度のリリース、歪みは最もクリーンになるそうです。
自分はSLOWがなかなかいい感じなんじゃないかなと思います。
右下のAMP OUT INは通る回路を選択できます。
AMPにするとコンプ回路を通らずにアンプのみを通って出力されます。
リダクションがかからなくなるのでレベルが上がります。
OUTにするとアンプ回路もコンプ回路も通らなくなるそうなのでバイパスと同じになるかなと思います。
おおよそバイパスと同じですね。
ざっとパラメーターはこんなところです。ここでTLA-100Aという他の光学式コンプレッサープラグインと比較してみましょう。
XLA-3がまろやかなキャラクターをしているのがわかるかなと思います。
ベース
最後に、ベースにかけてみました。まずバイパス↓
まずSLOWから
次にNORMAL
最後にFASTです。
かなりキャラクターが強くてガラッと音が変わりますね。
FASTはちょっと歪みが強すぎるような気がします。
強めの歪みが欲しい時はNORMALで、その他はSLOWでいいかもですね。
まとめ
太めな歪みが付加されるコンプレッサープラグインだと思います。
まろやかな感じにもなりますね。
音が気に入れば重宝するタイプのコンプレッサーかなといったところでしょうか。
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