今回はMOTORWORKSの1stアルバム「BRAND-NEW MOTOR WORKS」について書いていこうと思います。
BRAND-NEW MOTOR WORKS
ずいぶんとシンプルなジャケットですね。
自分はこのバンドはスピッツの田村さんがベースをしていると聞いて知りました。
1.The Slide
ワイルドなギターリフから始まる爽快な曲ですね。
この曲はいくつかのリフで構成されているんですがそれが王道のロックっていう感じがします。
ギターソロも伸びのあるチョーキングを多用したフレーズで豪快ですね。
最後のギターは本数が増えているのか分厚くて迫力のある音になっています。
2.World One Sign
メロディーがやけにポップな曲ですね。
4分で鳴っているスネアのノリが良いです。ライブで盛り上がりそうですね。
ギターソロはワウを使ってチョーキングを利かせたフレーズです。
最後はフェードアウトですね。
3.ステレオ・ラヴ
アコギから始まるちょっと切ない曲。このアルバムを聴いた時に気に入ったのはこの曲だったかな。
イントロの前のシンセはなかなか宇宙感がありますね。
サビは打ち込みのストリングスが入ってきてちょっとロマンチックに。
間奏もストリングスの音ですね。
ラストのフィルターの利いたシンセがなかなかサイケです。
4.氷の空
打ち込み主体のバラード曲ですね。
ふわふわしたシンセの音がなんとなく雪の降っている冬っぽいです。
歌い方もおとなしい感じですね。
前曲から一転してギター色のない曲になっています。
間奏のみギターソロが入っていますがステップフィルターを使っていてそれっぽくならないようになっていますね。
5.Missing Piece
ミドルテンポで爽やかなメロディーの曲ですね。
この曲の伸びやかなベースは田村さんっぽいフレーズだと思います。
間奏終わりのCメロでのベースなんか聴きどころですね。
6.F・A・T・M・L
こちらもギターリフではじまる曲ですね。
サビは伸びやかなメロディーが特徴的です。バックのギターは矩形波のトレモロがかかっていますね。
ギターソロはホールトーンと半音を使った刻みが面白いですね。
ラストのハモリギターソロは高揚感があります。
7.SPEEDER
アルペジエーターと左右に振ったシンセの音がちょっとサイケです。
この曲もリフがシンプルで豪快ですね。
サビはコーラスと3連符を使った滑らかなフレーズです。
ギターソロはなかなか勢いのあってエモーショナルに弾いているなと思います。
8.(A Place Where)Love Goes Withered
パーカッション主体のふわふわとした曲です。
今までと違って英語の詞ですね。
コーラスがなかなかきれいな感じになっているなと思います。
9.コスモゼロ
ゆったりとした6/8拍子の曲です。
Aメロはアルペジオの音が綺麗ですね。2回目のAメロはスネアが面白い刻みをしています。
この曲のギターはなんだか中低域が他より強めでザクザクしているような気がします。
10.SATURDAY NIGHT
この曲も英語の歌詞です。
Bメロはバックのコーラスが面白いですね。
ギターソロはなんとなくカントリーぽいフレーズ。
11.The End
アルバムの最後にぴったりなバラードの曲ですね。
Aメロはコーラスのかかったアルペジオがきれいです。
サビ終わりはフランジャーのかかった音が入っていますね。
長めのアウトロから最後のシンセアルペジオが良い余韻を残しています。
まとめ
全体を通してみると爽やかな王道ロックアルバムですが、割とシンセの出番もありますね。
前述の通り自分は田村さんがベースを担当していると聞いてこのアルバムを手にしたのですが、
田村さんのベースはスピッツとところどころ同じでところどころ違う感じがします。
歌詞はちょっと表現がキザな感じがあるかもしれません。
メインボーカルの黒沢健一さんは2016年に亡くなられたそうです。心からご冥福をお祈りします。
ライブDVDもあります。
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よかったら見ていってください。
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