今回はAudiorityの「XenoVerb」について書いていこうと思います。
XenoVerb
割とシンプルな見た目のリバーブプラグインですね。
FREEZEボタンがあるのが特徴的です。(FREEZEボタンを押すとその時出ていたリバーブ音が持続するようになります)
それでは順番にみていきましょう。まずバイパス↓
MIXを100%にしたデフォルトだとこんな感じ↓
パラメーター
まず左から、PRE DELはプリディレイ、TONEは恐らくローパスフィルターだと思います。
PRE DELは1500msまで設定できます。
次にTONEを適当に変更してみます。
DIFFUSEはリバーブによくある拡散の度合いを決めるパラメーターですね。
Sizeは仮想空間の大きさですね。
TIMEはリバーブの長さを決めるパラメーターですね。最短0.1MS、最長20.0Sまで設定することができます。
LF CUTは恐らくローカットフィルターなのですが、これはバグがあるのか一度ALGORITHMを変更して戻さないと動作しませんでした。
MODはモジュレーションですね。
主なパラメーターはこんな感じですね。
左上のALGORITHMをクリックするとこの中からリバーブのパターンを選択することができます。
ここで選択したパターンによってパラメーターが微妙に変わります。
例えばSPRINGYにした場合、
SIZEがCHIRPに変わります。
このパラメーターはやや意味がわからないのですが、恐らくスプリングの跳ね具合を調整するパラメーターなのかなと思います。
GLASSにするとMIDになりますね。
SHIMMARにすると真ん中下の二つがPITCH AとPITCH Bになりますが、
これはSHIMMARの特徴であるピッチシフトリバーブの音程を調整するものです。
BODEにするとFREQとBAND MIXというパラメーターに変わりますが、
これはFREQで決めた周波数の下の帯域を帯域を強調したい時はPITCH BANDを左に、
上の帯域を強調したい時はPITCH BANDを右にというパラメータのようです。
FORMANTにするとフォルマントフィルターをリバーブにかけるモードになりますね。
FORMANTでフィルターの傾向を操作し、PEAKでフィルターの強度を決めます。
右下にはLIMITERボタンがあり、控えめなリミッターがかかるようになります。
パラメーターはこれで一通りかなと思います。
アコギ
いつもと同じですが、アコギで試してみます。まずバイパス↓
プリセットから適当に
おおよそこんな感じですね。
まとめ
音はするっと滑らかな感じがします。
パラメーターは少なめですが、Algorithmのパターンがたくさんあるので色々なリバーブ音が作れますね。
なんとなくSTRYMONのBIGSKY Reverbに見た目が似ていると思います。
ショップサイトはこちら↓
最近書いたリバーブプラグインの記事はこちら↓
今月のプラグインセール情報をまとめてみました。
よかったら見ていってください。
コメント