今回はAcustica Audioの「Gainstation」について書いていこうと思います。
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Gainstation
比較的シンプルなサチュレータープラグインですね。
それと、別売りではありますがGainstation Boostという簡易版も存在しているので同時に取り上げていこうと思います。
それでは今回のバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓
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使い方
大雑把には左のINPUTで歪み量を操作し、右のOUTPUTで出力音量を操作する感じですね。
そして中央の6つのつまみでその他の調整を行います。このつまみはオフにすることもできます。
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というわけでINPUTを上げてみます。
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上げすぎると音割れみたいになるので控えめがいいかなと思います。
とりあえず3.4のあたりで今後は固定しておきます。
それでは中央のつまみを順番にみていきます。
左上はPREという事で、音色を変えるパラメーターですね。
初期はMに設定されていますが他3つの計4つから選ぶようになっています。
+3くらいで比較してみます。
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Mと比較するとIはやや中域が多め、Kが控えめ、Eが分厚い感じでしょうか。
ちなみに左に振り切るとこんな感じです。
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倍音の付加が弱くなりますね。12あたりまで右に回すとこんな感じ↓
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やはり音割れのようになりますね。
上中央はBASS++とありますが低域のシェルフ型ブーストのようです。
右下と左下のボタンで60Hzと100Hzを選べますね。
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なかなか厚みのある低域ブーストですね。
右上の黄色いつまみはAIR++という事で高域のピーク型ブーストを担当しているようです。
こちらも3kHzと10kHzを選択できますね。
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やりすぎると流石にハイが強すぎてしまうので4くらいがいいかもですね。
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左下にはSPREADというつまみがありますがこれは音をステレオに広げるかモノラルに狭めるかというもののようですね。
ちょっとソースとの相性がよくないのでここのパラメーターだけはソースを変えてみます。
まずバイパス↓
モノラルだと効果がないようなのでステレオ化します。デフォルトはこんな感じ↓
デフォルトだとこんな感じ↓
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このパラメーターはMIDを変えずにSIDEのみを増減させるようです。
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当然ながら振り切るとバランスが悪いので下げてみました。
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MIDには作用しないのでやや他とは違う作用になっているそうです。
中央左下のROUTINGは信号が通る順番を操作するものです。
4通りから好きなものを選びましょう。
右下のCLIPPERはクリッピングにより歪みを生み出す回路ですね。
こちらもDEANの4通りから種類を選べるようになっています。
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明るめなD、押しの強いE、暗めなA、ハイ寄りのNといったところでしょうか。
このパラメーターも上げすぎるとかなり耳障りになるので注意しましょう。
プリセット
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Gainstationには結構多様なプリセットが用意されています。
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MIKE DEANから始まって、
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TOMMY RUSHまで計51通りですね。
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ちょっと試してみたのですがこんな感じで思いっきり歪みを付加したものばかりだったので代わりに自分が適当に設定したものにしておきます。
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ちょっと控えめに設定するのがいい感じですね。
アコギ
いつも通りアコギでも試してみます。まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓
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適当にパラメーターを振ってみました。
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厚みのある音になったかなと思います。
Gainstation Boost
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BOOSTとPRE、POSTの選択しかないシンプルなバージョンです。
ただ、こちらはデフォルトでGainstationで言う所のBass++(60Hz)が+16dB、AIR++(10kHz)が+11dBとなるように設定がされているようです。
これの位置をPREとPOSTで選ぶようですね。
という事でまずスネア↓
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次にアコギ↓
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EQのオンオフがあったらよかったなと思います。
プリセットはこんな感じにありますが、
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設定する項目もそんなにないのであまり使わないかなと思います。
まとめ
なかなか暖かな倍音を付加するタイプのサリュレーターかなと思います。
Acusticaのプリは音色を変える感じであまり積極的に倍音を付加するものはあまりなかった印象ですが、
わかりやすい歪みプラグインがやっと出てきたなあという感想ですね。
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Acustica Audio - Gainstation Boost
前回のAcustica Audioの記事はこちら↓
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今月のプラグインセール情報をまとめてみました。
よかったら見ていってください。
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