今回はAcustica Audioの「Camel」について書いていこうと思います。
Camel
元ネタはCalrecというところのEQ/Comp/Preらしいです。
古風で尚且つ華やかなデザインをしていますね。
それでは順番に見ていきましょう。今回のバイパス↓
EQ
MF、HMF、LMF、LFの4バンドとLP、HPで構成されていますね。(あと、おまけのPRE)
スイッチは上に高域3つで1まとめ、下に低域3つで1まとめが同時にONになるようになっています。(A、Bの2種類)
Bにすると若干構成が変わり、HMFとLMFがMFになります。
とりあえず通しただけ↓
まずは左上から。
LPはAとBで差が無いように感じます。
真ん中のHFへ。
Aだとつまみでシェルフ型かピーク型を選択できるようです。
Aも煌びやかな音ですが、Bの方がよりキラっとした感じですね。
続いてHMFです。
AのみQの幅を操作できるつまみが存在します。
こちらはBの方が落ち着いた感じかもしれません。
そして下段に移ります。
Bは右上のMFとそこまで差がないかなと思います。
低域は太めな音ですね。最後にHPです。
Bは周波数が50Hzしかないのでわかりにくいですが、しっかりとハイパスされていることがわかります。
こちらも他のAcustica同様プリセットが存在指定ます。
それでは順番に
01が明るめ、02が控えめ、03がハイ上がり、04が押し出し強め、05がドンシャリ、06がカリカリとした感じですね。
01か04が無難かなと思います。
Comp
大きなメーターが特徴的なUIですね。
COMP1、COMP2、SUPERCOMP、LIM1、SUPERLIMの5種類があり、それぞれ微妙にパラメーターが変わります。(主にRatiio)
とりあえず順番に試していきます。
今回は適当設定でしたが、右のモードほど圧縮感が強いように感じますね。
少しパラメーターを振りなおしてみました。
ややハイが強調されるキャラクターのようですね。
ここでアコギでも試してみます。まずバイパス↓
パラメーターは適当です。
アコギで使うと暖かい音になりますね。
Pre
LIN、CST、MICの3種類がありますね。とりあえず順番に試していきます。
やや太めな音になる傾向があるように思います。スネアの音が丸くなりますね。
こちらもアコギで試してみます。まずデフォルト↓
同じく順番に
やはり暖かい音になりますね。
まとめ
暖かくも煌びやかなキャラクターをしているかなと思います。
UIの見た目もレトロなので音も若干レトロな感じですね。
音数少なめなバラードやジャズなんかのバックの楽器に使うとハマるかもしれません。
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前回のAcustica Audioのプラグイン記事はこちら↓
今月のプラグインセール情報をまとめてみました。
よかったら見ていってください。
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