今回はUnited Pluginsの「MasterMind」について書いていこうと思います。
MasterMind
名前の通りマスターにインサートすることを想定されたチャンネルストリッププラグインのようですね。
内容としてはMATCH、stereo width、OPTIMIZE、EQ、LIMITERの5つとなっています。
それでは順番に見ていきましょう。今回のバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓
全てオフにしてオーバーサンプリングをx16にしてみます。
MATCH
まずこれをオンにするとこんな感じ↓
どうやらソースの音を分析してそれをリファレンスに音を合わせてくれる機能のようです。
sourceボタンを押して5秒するとリファレンスの作成ができ、その後your trackを押すとそれに合わさるらしいです。
中央のmatchつまみでマッチングの強度を設定する流れですね。
マニュアルによると大体20〜30%ほどにした方がいいとのこと。
stereo width
左右に音を広げるパラメーターですね。
なかなか堅実な利き方をしていますね。
OPTIMIZE
OPTIMIZEはサウンドを補強するエンハンサーのようです。
音が太くなって聴こえますね。(ちなみにこのパラメーターかなり重たいです。)
EQ
ハイとローのシェルフと真空管をエミュレートするパラメーターがありますね。
倍音がいい感じに付与されますね。
シェルフを試してみます。
EQはしっかりとした利き方をしていますね。
trim before limiterでEQ部のアウトプットレベルを調整してLIMITER部に信号を出力します。
LIMITER
最終段にはリミッターがあります。軽くブーストさせてみました。
かなり強烈にかかりますね。
パラメーターとしてはgainでインプットレベルを操作してthresholdで閾値を決めるのですが、
ここにはオートゲインのような機能がついていてthresholdを下げた分後段で同じ程度のブーストがあるっぽいです。
その後out ceilingで出力レベルを調整します。
saturationで倍音感を付与するようです。
こちらも倍音がしっかりと付与されますね。
パラメーターはこんな感じでしょうか。
プリセット
ここからはプリセットを試してみようと思います。
(全体的に音量注意です)
最後に自分でパラメーターを振ってみました。
かなり力強い音になりましたね。
アコースティックギター
おまけ程度ですがアコギで試してみようと思います。まずバイパス↓
あまり合うプリセットがなさそうなので自分でパラメーターを振ってみます。
意外とアコギでもいけそうですね。
まとめ
なかなか強烈なリミッターをしていますね。
倍音付与系のパラメーターが多めで元気な音にするのに向いていそうです。(やりすぎには気をつけたいですね)
HOUSEとついたプリセットが多めだったのでハウス系のジャンルを想定して作られたプラグインなのかもしれませんね。
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前回のUnited Pluginsの記事はこちら↓
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よかったら見ていってください。
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