今回はWavesfactoryの「Equalizer」について書いていこうと思います。
Equalizer
Equalizerという名前がついていますがただのイコライザーではなく、入力音に反応するオートイコライザーのようですね。
似たプラグインとしてはGullfossなんかがあったと思います。
とりあえずみていきましょう。今回のバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ
使い方
まず、中央のAmountでEQがどれだけ動くかを設定します。
デフォルトでは50.0%となっており、0%にするとEQは停止します。
100%にするとEQの振れ幅が最大となります。
また、このAmountはEQポイントそれぞれで倍率が設定できるようになっています。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、ドットの位置を指定することで下限は0%から、上限は200%の係数をつけることができます。(デフォルトの中央は100%です)
どういうことかというと、Amountが50%の時にドットを上いっぱいにすることでそのバンドだけAmountが100%(50%の200%という計算)となるということです。
ドットを一番下に動かすとそのバンドは作用しなくなります。(0%の係数がかかるため)
Cutはデフォルトでは100.0%となっていますが、0.0%にするとカット方面にEQが動かなくなります。
Boostも同様に作用します。
Attack/Releaseは10.0ms〜1000.0msの範囲で設定することができます。
M/Sは0.0にするとMidにしか作用しなくなり、100にするとSideにしか作用しなくなります。
Tiltは左に回すと低域にブーストがかかりやすくなり、高域は控えめになります。
右に回すと逆に高域にブーストがかかりやすくなり、低域は控えめになります。
あとはMix、OutとAと書かれたオートゲインのスイッチ等基本的なパラメータが揃っていますね。
プリセット
ここからはプリセットを試していきます。
自分で適当にパラメーターを振ってみます。
割と整った音になったかなと思います。
ここでGullfossと比較してみましょう。
結構互角かなと思います。
アコギ
アコギでも試してみます。まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓
プリセットから試していきます。
適当にパラメーターを振ってみます。
なかなか明瞭になりましたね。
おまけにGullfossで試してみます。
パラメーターが適当なんでちょっと比較としてはイマイチかもしれませんが違いがわかるようになっているかなと思います。
まとめ
使いやすいオートEQだと思います。
GullfossにはないMIXパラメーターやAttack/Release、各バンドの適用比率をつけることができるのがいいですね。
CPU負荷はやや重めでGullfossと同程度かなと思います。
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Gullfossの記事はこちら↓
今月のプラグインセール情報をまとめてみました。
よかったら見ていってください。
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