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Mastering The Mix – FUSERについて

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今回はMastering The Mixの「FUSER」について書いていこうと思います。

Contents
  1. FUSER
  2. まとめ

FUSER

インサートしたトラックのソースとサイドチェイン入力したソースのぶつかっている音域を検出し、

インサートしたトラックのソースにその検出した音域をリダクションすることで帯域のぶつかりを解消するというプラグインのようです。

今回はいつものドラムのソースとアコギのソースを使ってみました。

↑別々の演奏なのでBPMも合っていない適当音源です

再生しながらRESOLVE CONFLICTSを押すと解析してくれます。

ドラムのトラックのアコギとぶつかる帯域がカットされたのでアコギがよく聴こえるようになっているかなと思います。

左から2番目にあるROTATEのパラメーターですが、これは位相を動かすためのパラメーターのようです。

↑ROTATE -180°
↑ROTATE 180°

左上にある波のようなボタンを押すと音を解析して位相の一致するところを探してくれます。

↑ROTATE -83°

このパラメーターはアナライザーの下側にあるバーを動かすことで帯域を制限することができます。

↑解析をやり直したためEQの形が変わっていますが帯域を制限した場合の音源です

また、ROTATEをクリックするとMACTHに表記が変わり位相回転モードから位相一致モードに切り替わります。

↑MATCH 50%
↑↑MATCH 100%

かなり強制的に位相を合わせているっぽいので少し使いにくいかもしれませんね。

M/SでMid/Sideのかかる場所を設定できます。

↑STEREO
↑SIDE

その他Q幅やATTACK、RELEASEが設定できます。

↑ATTACK 1ms
↑ATTACK 50ms
↑RELEASE 25ms
↑RELEASE 250ms

右上のΔマークを押すことでどの部分がリダクションされているのかがモニタリングできるようになっています。

↑バウンス時には解除されるようで音源は変化ありません

さて、今度はベースと合わせた場合を試してみようと思います。まずバイパス↓

ただ、今回は逆にベースのトラックにFUSERをインサートし、ドラムをサイドチェインにしています。

なんとなく帯域がずれている気がするので少し低域に移動させてみます。

まとめ

今回ちょっとソースがいまいちでわかりにくかったかもしれませんが、

被りを抑えてくれるプラグインとしてはなかなか自然にやってくれるのではないかなと思います。

操作も割と簡単ですし気軽につかそうですね。

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