今回はBlackstarの「St. James Suite」について書いていこうと思います。
St. James Suite
Blackstarはアンプのメーカーなのですが、自分が楽器屋等でよく目にするのはHT-DUAL DS-2みたいな真空管搭載のディストーションのような気がします。
それはともかくとして、St. James Suiteにはパワー管にEL34と6L6を搭載した2つのモデルが入っています。
EL34はVOX等のブリティッシュアンプに搭載されていることの多い真空管で、
6L6はFender等のアメリカンアンプに搭載されていることの多い真空管です。
AMP
とりあえずみていきましょう。まずそれぞれデフォルトの状態から。
デフォルトの状態だと6L6の方がハイゲインですね。
それぞれゲインを最大まで上げてみます。
6L6の方はCH.II VOICEをオンにするとこここまでゲインを上げることができます。
デフォルトではCH.IIがセレクトされているのでVOLUME Iに切り替えてみます。
内蔵のリバーブを試してみます。
CABRIG
次にキャビネット部に移ります。
画面を見るとわかるのですが、実は二種類のキャビネットを鳴らしてミックスしているようですね。
中央上のROOMで部屋鳴りの再現を行うことができます。
SIZEはSmall、Medium、Large
WIDTHはClosed、Spaced、Wideから選べます。
左のキャビネットだけにして聴いてみましょう。
AXISボタンでよりオンマイクにすることができます。
マイクは次の6種類から選ぶことができます。
マイクを試してみます。
キャビネットは9種類が用意されています。
試してみようと思います。
PRE-FX
前段のエフェクトにはコンプレッサー、オーバードライブ、コーラス、フェイザーが用意されています。
画面を見るとデフォルトでコンプレッサーがオンになっているようですね。
とりあえず他の3種類をデフォルトで試してみます。
POST-FX
後段にはフランジャー、トレモロ、ディレイ、リバーブが配置されています。
同様に試してみます。
EQ
最後段にはEQが配置されています。
画面から見ると通常のピークバンドが4つ、LOW CUT、HI CUTの計6バンドで構成されていますね。
とりあえず順番に試してみます。
プリセット
いくつかプリセットを試してみようと思います。
まとめ
モダン寄りのマーシャル系アンプシュミレーターなのかなと思います。
EL34はクランチまたはオーバードライブに向いていて、6L6はクリーンまたはハイゲインに向いているのかなと思います。
FXやEQがついているのもありがたいですね。
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