今回はSoftubeの「Weiss Exciter」について書いていこうと思います。

Weiss Exciter
白いUIでおなじみのWeissシリーズエキサイターです。
Weissらしくすっきりとパラメーターが整頓されていますね。
とりあえずみていきましょう。今回のバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓

まず、左下にはch1、ch2がありますがこれはデフォルトだとch1がL、ch2にはRの設定が割り振られています。
M/Sをオンにするとch1はM、ch2はSの設定へと切り替わります。
gangedがオンの時、ch1とch2の設定は同期されます。
中央左のharmonicsで歪み量を設定します。


上のアナライザーにはフィルターがあり、上部に歪み回路の前段ローパス/ハイパスフィルター、
下部に後段ローパス/ハイパスフィルターという配置になっています。
なおこのフィルターはDry信号にはかからず、Wet信号のみに作用するそうです。
デフォルトでは前段に2000Hzハイパス、6000Hzローパス
後段に4000Hzハイパス、20000Hzローパスという設定になっているのですが、
歪みの付与をわかりやすくするためにどちらも500Hzハイパス、20000Hzローパスにしてみようと思います。

さらに、中央右にあるexciter amountはDryを固定値としてWetの音量をコントロールするタイプのDry/Wetなのですが、これを最大にしてみます。

アナライザー左下にある歯車ボタンを押すことで歪みの種類を替えることができます。
ただ、このMODEは歪みが少ないときに効果を発揮するようなので一旦harmonicsをデフォルト値に戻します。

Poly 3は3次倍音を生成するモードでPoly 5は3次倍音と5次倍音を生成するモードだそうです。


harmonicsつまみの右にはsubtleと2ndがありますが
subtleは歪みを弱くするスイッチで2ndは偶数倍音を生成するスイッチです。
それぞれの具体的な分量をアナライザー左下にある歯車ボタンで設定することができます。



SUBTLE GAINを動かしてみます。


ADAPTIVE MODEは倍音生成をある程度、入力信号に適応させることで入力レベルに関わらず一定の一貫性を持った倍音生成を行うということです。
マニュアルによるとスネアにかけた時など、大きいレベルにのみ倍音を生成したい場合以外はオンにしておくといいそうです。


exciter amountの右にあるボタンでフィルターの設定を行います。
FiterのSlopeはSteep(急)またはGentle(緩やか)から選ぶことができます。
フィルターを試すのでフィルターの周波数設定をデフォルトに戻します。


リニアフェイズの設定も行えます。


filtersの下にはmasteringがあり、これがオンの時は基音の倍音生成が抑制されるそうです。

右のwidthはステレオの場合動作するのですが今回のソースはモノラルなので割愛します。
プリセット

ここからはプリセットを試していきます。











最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。

アコギ
アコギでも試してみます。まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓

プリセットから試していきます。






最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。

ベース
ベースでも試してみます。まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓

プリセットから試していきます。



最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。

ドラム
最後にドラムで試してみます。まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓

プリセットから試していきます。






最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。

まとめ
Weissシリーズに共通して言えることですが、色付けが少なくクリーン寄りの特性をしていると思います。
そのため、汎用性が高くいろいろなソースに対応することでしょう。
隠し味的な使い方に向いているエキサイターですね。
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