今回はマイナースケール3種について解説していこうと思います。
前回は「ブルーノート」について解説しました。
マイナースケール
今までマイナースケールといえば1度2度短3度4度5度短6度短7度8度の
全半全全半全全でやってきましたが、
このマイナースケールにはナチュラルマイナースケールという名前がついます。
・ナチュラルマイナースケール
実は他にもう2種類マイナースケールがあります。
・ハーモニックマイナースケール
ハーモニックマイナースケールは1度2度短3度4度5度短6度7度8度で構成され、
全半全全半1.5音半の差でできています。
音を聴いてもらうとわかるのですが、より不安な感じがするかなと思います。
同時になんとなく短調のクラッシク音楽っぽさが出るかもしれません。
・メロディックマイナースケール
↑Cメロディックマイナースケール 上行形
メロディックマイナースケールはやや特殊で、上行形のときのみ
1度2度短3度4度5度6度7度8度で構成され、全半全全全全半の差でできています。
メジャースケールの3度を短3度にしただけですね。
下行形はナチュラルマイナースケールと同じです。
これは、ラシドの流れをメジャースケールから借りることで、
明るく1度に帰着するという狙いがあります。
このスケールをバッハスケールと呼ぶ人もいるそうです。
・ハーモニックマイナー・パーフェクト5thビロウスケール
やけに長い名前ですが、5度下の音をルートとする
ハーモニックマイナースケールを弾くだけです。
Eハーモニックマイナー5thビロウスケールは
Eの5度下のAハーモニックマイナースケールと同じです。
どうしてややこしい言い方になっているかというと、
コードの主音で始まる呼ぶような決まりになっているからだそうです。
構成音を見てみると
(Fハーモニックマイナースケール)
1度短2度3度4度5度短6度短7度8度で構成されていて
半1.5音全全半全全となっています。
これはナチュラルマイナースケールの2度(9度)を半音下げて、
短3度を長3度にしたのと同じですね。
または、ミクソリディアンスケールの9th、13thをそれぞれ半音下げて
♭9th、♭13thにしたものと同じです。
覚えやすい方で覚えておきましょう。
次回
次はホールトーン、ディミニッシュコードトーンを予定しています。
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よかったら見ていってください。
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