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Tone Empire – Pythorについて

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今回はTone Empireの「Pythor」について書いていこうと思います。

Pythor

Tone EmpireらしいレトロなUIが印象的ですね。

中身はコンプレッサーなのですが、公式サイトを見てもいまいち元ネタはわかりませんでした。

とりあえず見ていきましょう。今回のバイパス↓

デフォルトだとこんな感じ↓

まず、INPUT/THRESHでリダクション量を決めるのでこちらを上げてみます。

↑INPUT/THRESH 1

左のHMODE(Hammer Mode)を入れるとよりコンプレッションの当たりがハードになるそうです。

↑INPUT/THRESH 1 HMODE on

左下にDECAY TIMEとありますがこれはおそらくアタックタイムのことと解釈してよさそうです。

↑INPUT/THRESH 1 DECAY TIME 1
↑INPUT/THRESH 1 DECAY TIME 32

COMPRESSION RATIOでレシオを調整します。

↑INPUT/THRESH 1 COMPRESSION RATIO 1:1
↑INPUT/THRESH 1 COMPRESSION RATIO 3:1
↑INPUT/THRESH 1 COMPRESSION RATIO 5:1
↑INPUT/THRESH 1 COMPRESSION RATIO LIM.

右にはハイシェルフとローシェルフのイコライザーがあります。

↑INPUT/THRESH 1 5k high cut
↑INPUT/THRESH 1 5k high boost
↑INPUT/THRESH 1 320 low cut
↑INPUT/THRESH 1 320 low boost

このEQは右下の設定でPre(前段)かPost(後段)を選ぶことができます。

右上にあるULTRA Xはオーバーサンプリングの設定です。

↑INPUT THRESH 1 ULTRA X

上部右にはハイパス、ローパス、インプットレベル、アウトプットレベルとあり、

一番右のMはプロセスの前段にあるハイパスフィルターとのことです。(サイドチェインフィルターのことかもしれません)

↑INPUT/THRESH 1 M 0.000 %

プリセット

ここからはプリセットを試していきます。

↑Guitars 01 - Alkaline Guitar
↑Guitars 02 - Love Story
↑Guitars 03 - Brighten The Mute
↑Guitars 04 - Horrow Mute
↑Guitars 05 - Distorted Reality
↑Guitars 06 - Screamer
↑Guitars 07 - Sweet RnB
↑08 - Motown Vibes
↑Guitars 09 - LoFi Strums
↑Guitars 10 - Gypsy Guitars

最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。

ベース

ベースでも試してみます。まずバイパス↓

デフォルトだとこんな感じ↓

プリセットを試していきます。

↑Bass 01 - Low Flow
↑Bass 02 - High Flow
↑Bass 03 - Mid Way
↑Bass 04 - All The Way
↑Bass 05 - Low 808
↑Bass 06 - Mid 808
↑Bass 07 - Extended 808
↑Bass 08 - Drill 808
↑Bass 09 - Slow Bass GTR
↑10 - Fast Bass GTR
↑Bass 11 - Feels So GOod
↑Bass 12 - Something Special

最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。

ドラム

最後にドラムでも試してみます。まずバイパス↓

デフォルトだとこんな感じ↓

プリセットから試していきます。

↑Drums 01 - Vintage Grit
↑Drums 02 - Bright Light
↑Drums 03 - Pump It
↑Drums 04 - Open Up
↑Drums 05 - Meat
↑Drums 06 - Potatoes
↑Drums 07 - Fat Kick
↑Drums 08 - Phat Kick
↑Drums 09 - Smooth Snare
↑Drums 10 - Crispy Hats
↑Drums 11 - Punch Out
↑Drums 12 - Snap To It

最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。

まとめ

柔らかいリダクションが特徴的な暖かみのあるコンプレッサーだと思います。

HMODEを入れれば強めにもなりますが、どちらかといえばこれを入れずに控えめな設定にしたほうがいい感じになるような気がします。

オーバーサンプリングを入れてもCPU負荷が控えめなので扱いやすいのではないでしょうか。

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