![](https://sounds-detour.com/wp-content/uploads/2018/11/7ca9873f82f09599722628655ab67235-300x145.png)
Reverb Foundry - HD Cartについて解説していこうと思います。
![](https://beatcloud.jp/storage/products/1980/QeKQ0HXw3CyQAfDr3kZAVxMWB1zK2DtohVSRGMw9.jpg)
HD Cart概要
Lexicon 480Lというものをモデルにしたアルゴリズムリバーブです。
このHD Cartなんですが、5画面に分かれています。
・MASTER
・CHARACTER
・LOW CONTROL
・ADVANCE
・REFLECTIONS
この5つです。
まず、MASTERから解説していきます。
・MASTER画面
![](https://sounds-detour.com/wp-content/uploads/2018/11/7ca9873f82f09599722628655ab67235-1-300x145.png)
この画面では、Reverb(空間反射)成分とReflections(初期反射)成分の音量を調節します。
Reverbが空間の響きで、Reflectionsがディレイのように音がそのまま跳ね返ってくる音のようなものだと思ってください。
ReverbつまみでReverb音を調節します。
そして、その右にあるRolloffつまみでハイを調節します。
右に回せば回すほどハイがでます(ローパスフィルタ)
同様にReflectionsつまみでReflections音の音量を調節します。
そして、その右にあるRolloffつまみでハイを調節します。
右に回せば回すほどハイがでます(ローパスフィルタ)
Reverb音を操作するのがCHARACTER画面、LOW CONTROL画面、ADVANCED画面の3つで、
Reflections音の調整は一番右にあるREFLECTIONS画面のみのようです。
・CHARACTER画面
![](https://sounds-detour.com/wp-content/uploads/2018/11/8c98d72035a14fb10abfc6a051570f53-300x145.png)
CHARACTER画面ではその名の通りリバーブ音の特徴を操作します。
Pre-delayつまみで入力音がきてからリバーブ音がでるまでの時間を操作します。
Diffusionつまみで拡散量を操作します。
右に回せば回すほど音が跳ね返る量が増えるので音がぼやけて広がる傾向にあります。
Spreadつまみを右に回すと反射音がバラバラに帰ってくるようになります。やりすぎると不自然になります。
Sizeつまみはそのまま空間の広さで右に回せば回すほど大きい場所で音を鳴らしているような感じになります。
Spin Rateつまみはコーラスエフェクターのようにディレイタイムを揺らす効果をもたらすようです。
このつまみはADVANCE画面のWanderつまみと関連しているようです。
・LOW CONTROL画面
![](https://sounds-detour.com/wp-content/uploads/2018/11/86068c4f7bf9416b90ffac2695c40408-300x145.png)
Bass DecayつまみはLowの減衰するタイミングを調節するようです。
1.50×だとリバーブタイムの1,5倍のところでLowが減衰しはじめるようです。
Frequencyつまみで帯域を調整します。
Low BoostつまみはLowをブースとするのですが、Pre-Delayつまみで時間差をつけることができるようです。
Frequencyつまみで帯域を調整します。
・ADVANCED画面
![](https://sounds-detour.com/wp-content/uploads/2018/11/7ee395a6df313855393e7714f6e6b73e-300x145.png)
Treble DecayつまみとFrequencyつまみは
LOW CONTROL画面でのBass DecayつまみとFrequencyつまみと同じ関係で、
Hiの減衰するタイミングと帯域を調節します。
Recirculationボタンは右だとLRがつながったような響きをして、左だとLRが別々に響いているようになります。
リバーブを思いっきりかけているので音量に注意してください。
こちらが右で↓
こちらが左です↓
Front/RearつまみはPanの振りの調整ですね。
WanderつまみはCHARACTER画面のSpin Rateつまみで設定したモジュレーションの変調量を調整するようですが、
コーラスでいうRateがSpin RateでDepthがWanderに対応しているんでしょうか?
比較してみます。
Spin Rateが0、Wanderが0↓
Spin Rateが5、Wanderが5↓
Spin Rateが10、Wanderが5↓
Spin Rateが10、Wanderが10↓
つまみを上げれば上げるほどもやもやしますね。
・REFLECTIONS画面
![](https://sounds-detour.com/wp-content/uploads/2018/11/faeeb92cfba85b7ef8500ab301dcc6a2-300x145.png)
この画面では、ディレイ成分の調節をします。
Front Delayつまみは一番目立つディレイ音のディレイタイムを調節します。
真ん中のDelayつまみはもう一つのDelay音を調節しているようです。
下の◯ボタンはそのままだとLR別々で入れると含まれた感じになります。
このDelay音は左にあるRearつまみでサイドの音量を調節でき、CutoffつまみでHiの調節ができます(ローパスフィルタ)
Spin Rateつまみでどうやらモジュレーションの変調速度を調節しているようです。
MASTER画面でReverbを0にして
![](https://sounds-detour.com/wp-content/uploads/2018/11/d24bcd0ec8eb0c0824bf6cd108fc8c7e-300x145.png)
でスネアを鳴らしてみると、
こんな感じになります。◯を入れると
![](https://sounds-detour.com/wp-content/uploads/2018/11/a3b0121d13197080bf87e286a87e89fd-300x145.png)
こうです。Spin Rateを全開にしてみると
![](https://sounds-detour.com/wp-content/uploads/2018/11/e8bc304c1414dc64a89c3e7fe09595b0-300x145.png)
こうなります。なんだかぽわんぽわんしますね。
まとめ
このリバーブ、パラメータはいっぱいありますが、割と適当設定でも役に立ってくれるのでおすすめです。
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